まずは
リトアニアで撮った
えびおじさん!
36ヵ国目 セルビア
“ノビサド"
サッカー
日本 vs セルビア が開催されることを
数週間前に知ってから、
普段サッカーはほとんど見ない自分でも、
この機会に“日本代表”の試合は、一日本人として応援したいと思い
旅のスケジュールを上手く合わせてきた


スタジアムが狭い分
間近で、知ってる選手たちが試合に奮闘している姿を見れるのは、
やはり嬉しいモノだったよ
ハーフタイム時に、
何人かの日本人サポーター達が
『ホンダァァ たのむ! こっち向いてくれーー』と度々絶叫していたら
一瞬だけど
ほんとにこっちを向いて手を振ってくれた彼
『うおぉぉぉぉぉ あの普段クールなホンダの、ファンサービスだぁぁぁぁぁぁ!』
みたいなリアクションの僕ら
来年のワールドカップの行く末
見守り、応援したい
ここ“ノビサド”の
秋のメインストリートに漂う雰囲気は
どこか落ち着いていて、とても穏やかな気分にさせた
なんだかここ最近訪ねてる国々
みんな“音楽”そのものへのリスペクトが高い気がする
笑顔でチップを
自然に落としていってくれる
音楽と生きる
僕らミュージシャンにとっては
幸せなことだと思う
親日の国らしく
日本人という事も合わせて良かったんだと思う

夕方から夜にかけて
歌い終えた後、
広場で出会った若者達のお願いで
深夜に
再度ギターを取り出して始めた路上ライブ時の一枚

この地元の人々と
みんなでクレイジーに音楽とお酒に酔った
笑って
歌って
もうめちゃくちゃで 面白かったなあ
この写真を撮ってくれたのは
日本代表のサッカーの試合を仕事として撮りに来ていた
ベテランのカメラマンのアカギさん

(2013/10/12 in Novi sad)
雨が降り出してきて、二人でバーで雨宿り
お酒を交えながら
人生の先輩にたくさん質問してしまった、、
またお会いできたら嬉しい
やさしくて尊敬できる人生の経験者
ノビサドを離れ
首都
“ベオグラード”


(2013.10.13 in Belgrade)
次の国
37ヵ国目 クロアチア
“ザグレブ”



(2013.10.16 in Zagreb)
キレイなショップが立ち並び
洗練されてるメインストリートの感じから、
第一印象なぜだか東京の街角を少し思い出した
変わった出会いはなかったけど、
夕方からのほとんどの時間を音楽に費やし過ごせて
その間、声をかけてくれた地元の人々とも少しオハナシ出来たりして、イイ滞在だった
ここクロアチアから次の国
スロベニアに向かう途中
予想外の事態が起きる
詳しいことは書くと、ごちゃごちゃするから伏せて
とにかくビザの関係で、来年頭までは通常通りには入国できないそう、、
でもここまでで、ほとんどすべての西ヨーロッパ国は行ってきたから、
そこまで凹むわけでもなく、とりあえずクロアチアに戻り
行き先を変更して、、
38ヵ国目 ボスニア・ヘルツェゴビナ
“サラエボ”

木造の建物達が
記憶の片隅にあった京都の町並み
を引っ張ってきた
ただ
ここはほんの20年前まで紛争があった地域、、
生々しく残る
銃の跡

安らぎが切なさに変わる
この旧ユーゴスラビアの地域を旅していると、戦争の傷あとをよく見かけ
その脅威を、答えを改めて考えさせられる
路上ライブ

(2013.10.19 in Sarajevo)
俳優目指す男の子に
声をかけられ一緒にビールで乾杯

この夜
滞在したホステルで、まさかのパソコン盗難にあう
実は、スペインバルセロナでも、未遂 に2回あってた
気を持ち直し
引き締めて先に向かう
”モスタル"



美しい自然に囲まれている街
路上ライブの場所を探し歩き、、歌い
クタクタの帰り道
目に飛び込んで来た文字

音楽専門学校のカフェバーだった

自分の左
学校を仕切ってる
この彼オーハとの出会いから,, ストーリーが急に動き出す

彼の紹介でカフェバーライブ


(2013,10,21 in Mostar )
ビリヤード!!

翌日、学校でベースコースの授業を見学
後にセッション

彼の友達から歴史の話を聞きながら散歩

町から少し離れ
彼の家にも遊びに行った


こういうのどかな場所を
どこかで最近望んでた。。
心優しい彼は
物知りで沢山語ってくれた
今は落ち着いてるけど数年前までは、
Dubioza kolektiv というバンドで
パーカッションニストとして世界中でライブをしていた彼
彼なしでは、
こんな素敵な思い出残る滞在にならなかったよ
出会ったあの時、学校のカフェに彼がいた時間は僅か10分だったらしい。。
運命的だったよ
本当にありがとうオーハ!!


彼と奥さん
ここからクロアチアに
いったん引き返して
"ドブロブニク"


アイリッシュ音楽を奏でる
日本人の二人 レオ&カナに出逢う
前の晩ちょうど
一年前のアイルランド旅を回想しながら
あっちの音楽に想いを馳せてたからベストのタイミングだった
ここの街、この日
何故か日本人がすごく多くて、
元政治の世界にいた方ともお逢いし
その方から
色々とオハナシを聞かせてもらえたりもした

ふたりと
さよならの前に
せっかくだから大好きなアイリッシュ音楽を一緒に。。
次の国 モンテネグロ
現在滞在中
ストーリーはまだ静けさを保ってる。。
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35 カ国目 ルーマニア
“ブカレスト”



(2013/10/2 in Bucharest)
警察さんがやって来て
『片隅に置いてる自己紹介文は伏せて
ギターケースをただ置いて歌ってくれ』と頼まれた
規制する
法律があるらしい
素直に聞き入れ
演奏を始める
人の反応はというと、
むしろ見ず知らずの名無しの僕に対して
ウクライナ、モルドバと続き
ここルーマニアも、大きなあたたかさを感じた
自己紹介する必要性を
極端に考えすぎてたのかもしれない
音楽は音楽
届く人には届く
これはある意味で
自分にとって、凄いポジティブな発見だった
観光してるだけじゃ絶対気が付けない人の優しさを
街でこうして歌うことで見つけられる
お次に選んだ街は
“ブラシェフ”

実は、この街に向かう手前のバス停で、
出会った女性が、一個手前の街を少しオススメしていて、
そこに一日くらい寄ってこうかな、、と悩んだ
基本的に旅は自由
悩める楽しさ
どっちの未来を選ぶかは、心といつも相談
夕方頃
選んだ“ブラシェフ”に着き、
路上ライブに繰り出すが、
寒すぎて手がかじかんでギターが弾けない、、
仕方なく、明日の太陽を見据えて
一曲で終了した
まさにその時だった
お馴染みの
“突然声を掛けられる” 発生
男の人
『自分は、似顔絵描きをやってるんだけど、
もし良かったら明日仕事で行くウェディングパーティーに
一緒に行くかい? 君もあわよくば歌えるかも』
『行く! なんだか面白そう!』
人の目を見て直感的に
大丈夫そうなら、僕は基本信じてついて行く
彼の車に乗り込み、
数時間前にチェックインしていたホステルに
ごめんなさいを伝えて、彼の自宅へと向かう
途中行きつけのバーで、
オーナーさんの似顔絵を描く彼

自分も描いてもらったよ
オーナーさんにとっては
日本人の来客は初。 話すのも初めてだったそう
ワインを開けながら
ルーマニアの歴史
住んでる街の事、沢山喋ってくれた
『正直いって、お金の回りは良くない
でも町民同士で、支えあってみんなで暮らしてるんだ 僕は幸せだよ。』
翌日、早朝に起きて
彼の車で6時間かけて、ウェディングパーティー会場まで移動

途中寄った公園
ウエディングパーティー

似顔絵を五時間近くぶっ通しで描く彼の横で、
ギターをさりげなく弾いてたけれど、
ベテランミュージシャンたちが
結婚を祝して演奏している場の空気からして、
自分が人の前に堂々と立って歌う感じではなかった
代わりに、ルーアマニアの結婚パーティー
そして伝統音楽を楽しんだ
自分の世代で言えば
アニメ“走れマキバオー(走れコウタロー)”のオープニング曲も
こういうところからインスパイアされたのかなぁと感じた
翌日、
また数時間かけて
彼の家に戻る
その道すがら、ジプシー族に遭遇



居場所を持たずに、旅して回ってる彼らのことは、
ヨーロッパに入ってから、
よく見かけてきて、その歴史が気になる存在だった
様々な理由から、基本的に彼らに対して
悪いイメージを持ってる人が沢山いる事実
ルーアマニアの人達から、直接話を聞けて
学ばさせてもらった
山の上までドライブ
氷の張った湖面


彼がおじいちゃんと慕う方の家で
バーベキュー

次の日は、小説ドラキュラのモデルで有名な
“ブラン城”へ



締めくくりは
彼と、その友だちと
またバーベキュー

このストーリーの最初の方に書いた
“ブラシェフに行く前に、もう一個違う街に行こうか悩んだ”の一節
覚えてるかな
あの時の決断から
結果
こうやって、
こんなにも様々な経験を沢山させてくれた彼と出会えたキセキ
だから旅って面白いんだ
ちょっとした決断が
運んでくる続きの未来
いつも深いね
彼の名前は
Bighei Adrian
“彼のWebsite”好きな事をちゃんと仕事にして生きてる
素晴らしいアーティスト
いろいろありがとうビギー!!
また会おう!
別れを告げて
旅を続ける
“シギショアラ”

そいうえば
ルーマニアの建物の外観、
自分のストライクゾーンに入るものよく見かける
人もそうだけど
すっかりルーマニアのそういうとこも好きになってる
"シビウ"


(2013/10/9 in Sibiu)
この国
最後に立ち寄った街
“ティミシュアラ”

さよなら
ルーマニア
サッカー日本代表の試合が明日に控えてる
セルビアへ、電車に乗り込み出発
車窓からの
夕焼けに見とれた
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スペインの日本文化紹介フェス
"Japan weekend"出演
無事に終了

短い時間で、
アメショ時代の曲などを聴きこんで共に練習し、
本番共演してくれた
ドラマーのJuan
ベーシストのDaniel
ギターリストのSpider どうもありがとう
いちお僕らのグループ名は
遊び心交えて
『 Hideki Sakomizu with Spanish Cats & Spider 』 ということにした

ギター担当の Spiderは、その名を自ら名乗る通り、ホントにクモ大好きで、
収集してる彼らを見せてもらったことがある
若干、恐怖だった
以前のストーリーでも紹介した
ロンドン時代からの友人 Juan とは、
一年以上前から、何かのフェスで共演しようと語っていて
ついに実現できた日だったから
互いに感無量
この日はライブの出来よりも、この瞬間を楽しめたことが何よりの収穫だった
二日目
このイベントに特別ゲストとして来てた
ベジータの声優で有名な "堀川りょう”さんとも一枚!

喉の管理についてのコツも聞くことが出来たよ
スペインから再び南東へ飛び
33 ヶ国目 ウクライナ
首都“キエフ”


寒すぎる、、
夏から一気に冬にタイムスリップ
教会、
ここまで訪ねてきた他の国との違いは明らかだった
チェコでお世話になった
ウクライナ出身の友人が
紹介してくれたミュージシャンに“出会い”に向かった街
“ハリコフ”

彼のスタジオ練習にお邪魔します
自分も数曲披露

彼の彼女さんが、ウクライナで大人気の日本食
お寿司を注文
日本の味と比較してほしいって、、
普通に美味だったよ

想い出に一枚

写真に写ってないけど、彼の相棒ギターリストと彼女さんも入れて
5人で小さな夜会を楽しんだよ
カタカナ表現でいうならば
最高にクールでナイスなミュージシャン Andrew
二泊三日が君のおかげで素敵なモノになったよ
ありがとう
彼の PV ここに貼っておきます
とってもロックしてて良い感じ
ハリコフを離れ
“オデッサ”


他の2つの街とは明らかに異なるエネルギーを発してた
天候も関係してるのは知ってる、
でも明るい朗らかな気持ちを誘う何かがあった
これだけ色んな街を訪ねてくると、
そういう理由の曖昧な、、でもそこに確かにある“何か”に対して敏感になる
ひとつエピソード
駅に着いて、
とりあえずインターネットが使える店へ
旅中
すっかりもうお馴染みの
“突然、声を掛けられる” 発生
女の子とそのお友達たちだった
『日本人ですか?』
『はい』
どうやら日本が好きらしい
(日本人観光客自体たぶん彼らにとっては珍しいのだろう
事実、滞在中ほとんど日本人らしき人を見なかった)
『ファイヤーショーに今夜来たいですか?』
『え?なんて?』
『“ファイヤーショー”に今夜来たいですか?』
『 ファイヤーショー?? あ、面白そうだから行きたいです』
『やった!ギター持ってきたら、その中で歌えるよ!』
『?』
で、夜になって、
出向いたらこの状況



(2013/9/27 in Odessa)
ファイヤーショーと歌うなんて初めての経験
写真にはないけど、
テンションMAXの男性が、口から炎吹きまくってる状況で
歌ってる自分が可笑しくて笑えてきた
ファイヤーショーとのコラボが終わった後も、
この夜はひっそり長く歌い続けた
それというのも、オデッサにいる人たち
みんなモノ凄く優しくて、快くチップを落としていってくれた
元々、偏見もあったのかもしれないけど、日本人の自分に
ここまでオープンだとは思いもしてなかった
この夜の路上ライブをキッカケに
写真のこの二人と出会い、
詩人兼ミュージシャンの彼が出る翌日の朗読会?に一緒に行くことになった


一曲ここで披露
彼ら、ご飯誘ってくれたり
見ず知らずの僕にとても親しくしてくれたよ
実際は首都キエフに在住との事で、
またそっちに向かうときに会えたらいいな
34ヶ国目 モルドバ
“キシナウ”


夕方頃
路上ライブをなんとなく始め出して気が付いた
いかに日本人シンガーの自分が浮いてる存在なのかを、、
沢山の人が、
興味を持って足を止めてくれた
ウクライナのオデッサに続きここでも
予想もしてなかった
人々の前向きなリアクション
声を掛けてくれる人も沢山いて、
最後に出会った若者たちは、
バスの時刻が迫ってる僕を懸命にサポートしてくれた
もしも、
この時にまだバスチケットを持ってなかったら、
この街もう少し長く居たと思う
それくらい、人々の愛を感じた街
こちらの“ありがとう”に
あちらからも“ありがとう”

(2013/ 9/ 30 in Moldova)
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