無事に一時帰国完了!
空港ギター

3月30日の一時帰国ライブへ
一目散にそのまま駆けていきます
今回は、ワンダーストーリー2つ更新!
57ヶ国目 インドネシア
“ジャカルタ”
これを読んでる皆さんは
“Eugene Panji” という人を憶えてるだろうか
インドネシアで
CM、映画、ミュージックPVなどを 手がけてる監督さんで
彼のWEB SITE
"ココclick"一年前の冬に、
ロンドンで僕の PV を撮影してくれた方
あの時の最後に綴った一言
『いつか彼の国にも訪ねたい』
ヨーロッパからこうして旅を続けてきて、
ついに、そのオモイが実現した

写真、向かって右から二番目にいるのが
その彼
周りにいるのは、スタッフさんやお嫁さん、そして友達のミュージシャン
彼の友人経営のカフェで
二日続けて ライブをさせてもらえた

(2014.3.19 in Indonesia,Jakarta)
日中は、
彼の会議に、同行させてもらったり

彼のカワイイ息子のレコーディング風景を
見学に行ったりもした

子供との接し方が、不器用と感じてた自分が、
明るい彼とは、随分打ち解けることができた
(小さな自信に繋がりそう、、)
もうひとりの娘さんもピアノ頑張ってる

滞在3日間、
彼の自宅に寝泊りもさせてもらえたおかげで、
余計な心配は何もいらなかった
ひとり旅 だけど
ひとりじゃないんだ と感じさせてくれる人が 世界のどこかにいる
そして、こうして再会して、繋がりを互いに確認できるって
本当に
すばらしいコトだと思う
おまけとして、
彼が面白そうに見せてくれた
“JKT48(ジャカルタ48)” の写真も、なんとなくココに。。

いまやインドネシアで大人気とのこと
日本人の女の子も在籍してて、
もうインドネシア語 ぺらぺらで会話できるらしい
Panji家族との再会を願いながら
首都ジャカルタを離れ
次に 古都 “ジョグジャカルタ” に僕は向かい

近郊にある
“ボルブドゥール遺跡” に足を運んだ


それからまた
バスに揺られ18時間。。
ついに、一時帰国前 最後の訪問地に足を踏み入れる
“バリ島”

(クタビーチ)
この島は、見所が意外と多いらしく
それぞれ違う個性を持つ町たちが各地に点在するとのこと
初めての僕のバリ島滞在は、、
Panjiの “友達の夫のお兄さん宅” に
ホームステイをするカタチをとらせてもらい、
一時帰国前の最後の日々を、
ゆっっくりと過ごすことが出来た。。
とってもお世話になった皆さん

連日、
車やバイクを走らせ、色々な所に連れて行ってくれた
週一の集まりという
バトミントンにも少しだけ参加

車窓から眺めていると、、
地域によっては
沢山のギャラリーで埋め尽くされていたバリ
芸術が
ここまで人々に身近な島だとは、
まったくもって知らなかった
立ち寄ったひとつのギャラリー

旅中の移動が多かった時期は特にそう
ココロに余裕がないと、
芸術観賞になかなか足が向かなかったけど
この時は、久しぶりに
ゆっくり絵の世界を見て回ることができた
観光先の中で
“ウブド” という町は、
風情があって、個人的には特に好きだった

猿達が出迎えてくれた
モンキーフォレスト

ショッピングエリアから少し離れると、
日本を思い起こさせる、田園風景が広がる

別日に向かった先は、、
灼熱の太陽と水の透明度が煌く
ウルワツビーチ


最後は、みんなでカラオケ!

自分が知ってる限りでは、
ヨーロッパやアメリカは、
“カラオケ” というと、
日本のような個室タイプが一般的ではなく、
バーなどで、友人、知人関係なしに人前に立って、歌うのが主流
ここインドネシアは、
日本と同じような個室タイプのカラオケだった
意識してみてなかった
他のアジア諸国のカラオケ事情は、どうなんだろう、、
ちなみにここのカラオケは、J-POPも豊富で、
恥ずかしながら(恥ずかしがることでもないのに)、
洋楽の他にサザンを一曲歌ってみた。。
迫水 サザン大熱唱!!
とまではいかなかった
名曲“We are the world”は、今聞くと
ココロへの響き方が、まったく違う より感動的な歌だった。。
笑い声が渦巻く中
まだ到達してない、
アフリカ大陸にひそかに想いを馳せた
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54カ国目 カンボジア
“シュリムアップ”

世界遺産 アンコールワット遺跡群を
中継するこの街の事を、
僕は完全に勘違いしてた
世界中から
観光客が連日押し寄せる為か
西洋風のクラブ、バーや飲食店がひしめき合い、
情報も持たずに勝手にイメージしてた
“カンボジアの町” とは、
もはや、まったくの別セカイだった
コンビニの品揃えも、
世界からの輸入品で溢れ
目を疑うほどしっかりしていた
これにお酒も安いとあっては、
その暮らしやすさから、長居したくなる観光客の気持ちも分かる
観光は一日、自転車を借りて。。



初見の アンコールワットを始めとした
壮大かつ広大な遺跡群
しかしながら、
楽しむ余裕を奪うほど
とにかく暑かった!



この国では、
いつもの路上ライブではなく、
子供達に歌おう というアイデアが浮かび
学校らしき建物の門を叩く
門番らしき警備員さんに
「子供達に歌を贈れないか」 と訊ねたが
『規則上 難しい』 と言われ
近くの商店で店番をしていた
ご家族に向けて音楽を贈る事に

旅の資金集めを前提とした路上ライブとは、
趣旨がまた違う この一歩
笑顔を見て
なんだか清清しい気持ちになった
ずいぶん前にも、日本の千葉の小学校で歌った時があったんだ
音楽を通して出来る活動の幅を、広げていける気がした
シュリムアップで滞在した宿の夜
他の宿泊者らと、ろうそくと、音楽と。。の一枚

誰かからの誘いに
ココロは常にオープンでいられるわけでもない
ひとりの気分の時は、ひとりでいたい
でも、この夜は、なんとなく
そのドアを無理にでもこじ開けて、
輪に参加してみたら、めちゃくちゃ楽しんでる自分がいた
忘れてた事を思い出した
いつも そうすることがイイとかではなくて
こういうココロへの働きかけも、時には大事
ここから僕は、タイ バンコクに戻り
そのまま今度は、シンガポールを目指して南下していく
“サムイ島”


せっかくだから、
どこかのアイランドに行ってみようと思い
フェリーに乗って来たものの、内陸部に入っていくにつれ、
“島にいる感覚”が 段々となくなっていきセツナカッタ
スタンダードな常夏のリゾート地 といった感じだった
やっぱりインド,ゴアの
ヒッピービーチは
特殊だったんだなぁ。。と 改めて思った

マーケットでの夜の路上ライブの反応も
悪くなかった
野外ステージで演奏していたのは、
おそらく地元のミュージシャン達

宿は海辺近くのバンガローで一泊
そもそも、こういうところは、
一週間くらいバカンスで、
ただゆっくり過ごすためにくるとベストなんだろうな、、
翌日
フェリーの最終便にぎりぎりで駆け込んだ

“ハジャイ”


パステルカラーのビル群
ここは、次行く街の中継地点として一泊
そして
55カ国目 マレーシア
“クアランプール”



だいぶ都会化が進んでた
のっぱなビル達が立ち並ぶエリアでは、
日本企業がいかに進出してるかが一目瞭然で、
一時帰国気分に、危うくなりかけた
こういう都市は特に、
路上ライブの場所探し
時に困難をきわめる、、
“マラッカ”


路上ライブ

(2014.3.14 in Malaysia,Melaka)
なんなんだろう
マレーシアで訪ねた二ヶ所とも
他の日本人旅行者たちとの
小さな出逢いがあったくらいで
特にここに書きたくなるような
目立った出来事は起こらなかった
もしくは
起こらなかった ではなく
無意識に避けて 通ってきたのか。。
56ヶ国目 シンガポール


この写真のビル
スマップのソフトバンクのCMで有名になったみたいだね
キレイだったよ
タイの バンコク
マレーシアの クアランプール
そして ここ シンガポール
この3カ国の首都は、これまで訪ねてきた
他の東南アジアの国々よりも、大きく発展を遂げてるのは明らか
これからもっともっと
都会になっていくんだろうな
とりわけ ここシンガポールは物価が高い!で有名
でも母国に比べると、、って
冷静に考えたら、許せる日本人の自分

カジノが有名ということで、少し覗きに行ってきた
まだ行ったことのない
ラスベガス のイメージとは大きなギャップがあった
これは、いつか
本場に乗り込むしかないな と思わせてくれた
一夜にして
ありがねが吹っ飛ぶか 何倍にもなるか
日頃の現実とはかけ離れてる 中毒性を持つ世界を見学。。
路上ライブ!

(2014.3.17 in Singapore)

この写真の中で
路上ライブをしている彼
GENJIRO君
彼もまた日本人
じつは、タイのシャンバラ祭りに行ったときに
野外ステージで歌っていたミュージシャン
お互いに面識はなかったが、
ここシンガポールの路上で、こうしてばったり鉢合わせ
一緒に、ランチを食べながら、
話を色々と聞いてみたら、参考になることがあった
『音楽をしながら、旅していく』
やり方次第で、可能性は無限だ
でも、どんなやり方があったとしても、
“今を生きること”
これは 出来るだけ 置き去りにしたくない
判断の基準にして
これからも
僕は旅を続けたい
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みなさんこんにちは
二月頭にココで発表した
日本一時帰国ライブ
3月30日 三軒茶屋0rbit (19時~)
4月17日 笹塚Blue-T (19時半~)
もうすぐです
およそ2年3ヶ月ぶりにも関わらず
気に掛け観に来てくれる
誰かがいるだけで
とても嬉しく、幸せなことにおもいます
お時間あったら
是非見に来てください
どうぞよろしくお願いします!
さて
今回はネパール編から、5つのストーリー更新しました!
53ヶ国目 ベトナム
“ハノイ”

噂には聞いてた
交通量の多さ
タイ、ラオスとは比較にならない程
物凄い量のバイクが行き交う

旧市街は
過去にフランスの植民地時代があったという事から
西洋風の年季の入った建物がよく目に付いた
捕らえ方によっては
ポルトガルの町並みにも少し似てた
ギャラリーの多さも目を引く
市場の感じなど
カオスといえばカオスなんだけど
インド経由でここに来ているから、それ程の衝撃波はくらわなかった
訪ねる国の順番によって
感動や驚きの大きさがまったく変わってくるのが 旅
でもだからといって
それを計算にいれながら動くのも、
頭でっかちになるだけだと思う
だから 旅は 今ココロの一番向く方向に行く
それでいいと僕は思う
最後は
すべて ありのまま
ただ受け入れればいい
“フエ”


一日少し立ち寄るだけとなった滞在
最初は
どうかなぁぁぁ と周りの様子を伺いつつも
ベトナム 初の路上ライブを試みる

(2014.2.26 in Vietnam, Huế)
人もまばらだったし
外国人観光客たちはどこか傍観気味だったし、
理想的なライブ状況ではなかった
でも
周囲のホテルや飲食店で働く
地元の人たちが、チップを片手に
近寄って来てくれた
路上後
バスのチケットの支払いを済ませるために
旅行代理店に向かうと、オーナーの男性からお願いされ
その場でもう一曲 声を出した
翌日朝
バスに乗る為に
同じ代理店に向かうと
“昨夜の一曲のお礼” ということで
オーナーが
店前の屋台で朝食をごちそうしてくれた
昨日は、
バスチケットを手配するまで
騙されないようにと、
慎重に何度も同じような質問を繰り返した僕
ふたりのそんな駆け引き後のこの展開
旅から生まれる
こういう小さなドラマ がいい
“ホイアン”



今回のベトナム滞在で一番好きになった場所
世界の訪問地 としてみても
久しぶりにグッときた
カラフルな提灯達が並び
色鮮やかな古都
そして日が暮れ始めると
町中に提灯が美しく浮かび、ロマンチックになる



路上ライブ
早速挑戦するも
30秒で止められる
直後に
近くでドリンク販売していた女性に
手招きされて、
“そう気を落とさないでね”的な感じで一杯ごちそうになる、、

その後もめげずに
場所をちょくちょく変えながらトライ
最後に歌った場所でも
近くの屋台の女性から、差し入れをもらう。。
ベトナム人の優しさにここまで触れられるとは
正直 想定してなかった。。
翌日の路上ライブ時も
場所を変えるたびに、近隣の店の人々が
チップを手にエールを贈りにきてくれた
店近くで歌うと
普段は苦情が出たりする事もあるために、
なるべく気を遣うのだが
この国は、
愛情がやってくる
(ラオスもそう)
ベトナムは
食べるにしても、買うにしても
僕らはツーリストして扱われ、
通常のローカルプライスよりも高い値段をふっかけられたりする
故に値段表記がないところが多い
僕は、その点があまり納得できずに
商売者に対して、最初は好印象をもてずにいた
でもそんな彼らから
愛情をもらった事で、マイナスイメージを持ってた事が
申し訳なくなった。。
宿泊した
家族経営の宿の人たちも優しかった

名前は
“Memories Homestay”
ここは、これからここホイアンに来る人に是非おすすめしたい所
キレイだし、細かいとこまで
よく設備も整ってる
夜ご飯も用意していただいたり。。

ホイアン二日目は
“Cool Japan” というお店を出して
頑張ってる日本人に出会ったり
喫茶店で知り合った
韓国人ミュージシャンとの縁で、
屋台船で
歌わせてもらえる機会も巡ってきた

(2014.2.28 in Vietnam, Hoi An)
実は、
当初は寄るつもりじゃなかったこの町
フエの宿で会った
日本人の “ホイアンいいらしいよ” の一言が
僕を導いてくれたカタチとなった

世界一周の旅に出て
些細な出逢いや決断で、
未来が大きく変わってくる面白さに注目するようになった
あと、東南アジア
特にここベトナムに来て
初めて、実感として
“食の価値観” が変わったように思う
ヨーロッパを旅してた時は
美味しいものと出会っても、 “日本食が一番!” と常々思ってた
でも、その結論が今は言いがたい
元々、食通でもない自分が
食を通して
本気で心から幸せになれる瞬間が
東南アジアでは多々ある
“サイゴン(ホーチミン)”

この街は最後に少し寄るだけのカタチとなった
他の訪問地に比べると
都会化はかなり進んでいて
バーやクラブが建ち並ぶ繁華街では
観光客の数が異常なほど多いエリアがあって、思わず目を見張った
昼間に
ベトナム戦争のことを
現在に伝える博物館に行ってきた


この戦争の残した傷跡も
(今いるカンボジアで起こった大虐殺のこともそう)
改めて学ぶと
街の人々を見る目が変わる。。
世界で
過去 起こったこと
現在 起きてること
未来 起きるかもしれないこと
一歩ずつでも
知っていかなきゃと思う
- Category: None
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