コロンビアでの想い出映像
そして今回は遡って
“アルゼンチン編”から
3つのストーリー更新!
77カ国目 パラグアイ
“アスンシオン”

夕方に
早速川沿いで歌い始めたら
ミュージシャンの若者達が話し掛けてくれた

右でカホーンを叩いてる彼と一緒に少し音楽

(2015.2.8 in Asuncion, Paraguay)
“首都”というくらいだから
もっと人が沢山いるのかと思って来たこの街
なのに、とっっっても静かなところだった
翌々日早朝
旅人達の間では定番ルートの、
“エンカナルシオン”という街で
難なくブラジルビザを取り、
そのまま
パラグアイにある日本 と言われてる
日本人居住区を訪問

こんな場所で降ろされたけど、、
発見!!!
日本人宿 ペンション園田

夜は滞在者みんなとバーベキューパーティー!!
そして音楽会
もう一人の男の子と合わせて、懐かしいカバー曲も一緒に歌った

仲良くなった宿スタッフの男の子アキ君が
近くにある
カラオケスナックにバーベキュー後
こっそり連れて行ってくれた

こういう場所で歌うの初めてだったかも
居合わせた常連のお客さん達みんなと
盛り上がったカラオケ宴は深夜遅くまで続いた
ちなみに90年代JPOP
ここの居住区で
生まれてからずっと暮らしてる
アキ君もちゃんと曲を知っていて驚かされた
今でこそ
インターネットで
なんでも知りたい日本の情報は手に入るだろうけど
一昔前はそうはいかなかったはず、、
それでも
日本の流行の曲などは
時期が多少ズレながらもちゃんとキャッチできたそうだ
(確かラジオなどで)
翌日
近くの街 “シウダー・デル・エステ”にて
数週間前から
片方のタイヤがとれたままだった相棒のバックに
ごめんね と ありがとう のお別れを告げ、、新たなバックを購入
合間の時間には
パラグアイでまだしっかりできてなかった路上ライブに挑戦した
けれど
パフォーマンスに合った落ち着いた場所を見つけられず
思うような成果をあげるのは難しかった
日も暮れた後
アキ君や
あたたかくしてくれた他の日本人のみんなと
レストランで集まり
合奏&合唱会

繰り返した“島歌”のセッション
最高だったな
パラグアイを離れ、、
世界最大の滝といわれてる
有名な イグアスの滝へ

感動の薄かった
カナダのナイアガラの滝に反して
こちらはかなりの迫力に圧倒され 見ごたえがあった

それから長距離バスに乗り込み
南米最大の広さを誇る国の首都へ
バスが走り出してから
およそ15時間後、、

検問があり
警察官が荷物チェックに入ってきた
いつもなら
何事もなくスムーズに行くはずが、、
なんと
目の前に座っていた女性
さらに他の乗客の男性らが
手錠を掛けられ
ゾロゾロと降ろされていった。。
彼らが素直に従っていたからよかったけれど、
車内は一瞬物々しい空気に、、
ということで、
入国して間もなく
あるひとつの側面を見た気がした
78カ国目 ブラジル
“サンパウロ” 到着


(2014.2.14 in São Paulo, Brazil)
チリのサンティアゴで再会を果たした
アメリカ人の友 JMと、奥さんダニーを訪問

彼らやその友人とカラオケクラブで沸いた

ダニーのお兄さんはベーシスト

滞在した三日間
二人のひろい心遣いにとても感謝した
彼らはいつもこちらに笑顔を欠かさぬ
明るいオーラを持った夫婦
色々と
優しさをどうもありがとう
JM&Dunny

バスで6時間
最終日ぎりぎり駆け込みで
有名な “リオのカーニバル”の雰囲気を味わいにいった
“リオデジャネイロ”


もう少し早く来て
事前にチケットを買ってれば
でっかいスタジアムで開催されてる
代名詞とも言われてる“ど派手なコンテスト”を
見れたらしいけど、自分は街のカーニバルの雰囲気だけでおなか一杯


それぞれユニークなコスプレ衣装で
酔い、歌い、踊り、叫び、キスし
リズムと音楽に熱狂する人々

“熱狂”という言葉を使える場面に
久々出くわした
一日中
ほんっとに
すっごい人のパワーに圧倒された


カラフルさ、熱気、カオスで包まれたコンサート
自分は3時間で十分、、
周りのみんなは
ずっとサンバやボサノバ調のリズムの音楽に踊り狂ってた
あそこまで
間髪いれずに踊り続けていられるエネルギーはどこから来るのか。。
面白かった半面
体力をかなり消耗した一日だった
このノリを五日間続けられる
ブラジル人、、恐るべし。。

(2015.2.19 in Rio de Janeiro, Brazil)
日本人には
だいぶ馴染みがあり
自分にも大きな影響を与えてる音楽 “ボサノバ”
ここ リオデジャネイロが生誕の地だそう、、
路上ライブ中
ボサノバの色を少し持った
自分の曲を歌っていた時、なんか嬉しいキモチになった
アメリカの
音楽発祥の町を旅してたときもそうだった
こうやって自分のルーツの原点となる所で歌えるって
本当に幸せなこと。
でも路上ライブ中に声を掛けてくれた
男の子曰く
今現在
ボサノバ音楽は年配の人が聴くくらいで
若者達の間には、もう殆ど浸透してないのだそう
(『イパネマの娘』という、あの有名な歌を知ってるくらいらしい)
今でも日本では
カフェなどでよく流され愛されてることを伝えたら
彼は驚いていた
僕らからしたら
ボサノバの持つ
“心を和ませる癒しの音色”がたまらないのに
今のブラジルの人たちは
それよりも、もっと踊れる音楽 を好むんだとか。。
カーニバルの勢いを見た後だから
説得力を凄い感じる理由だ
祭も終わり
リオ滞在、二日に留めようと思ったけど
なんとなくもう一泊することにしたのが
キッカケを生み
やや運命的に、宿で出会った日本人の若者がいた

彼はまだ若干20歳
倫理を専攻してる大学生のミュージシャン
深夜のリオの街角で
数曲彼の
初々しいオリジナルの歌を聴か聴かせてもらい
感慨深くなった
『グッドラック!』
声を掛け合って、互いの次の目的地へ
夜行バスで20時間。。
“ポルトセグロ”
![IMG_20150221_154805[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/201502220358113c3.jpg)
催されてたコンサートの手前に
少しだけ路上ライブができた
![IMG_20150221_155008[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150222035809bf5.jpg)
海賊船
次の町に夜行バスで向かう為
一泊だけお世話になった宿をチェックアウトしようとした夕方
なんの前触れもなく
宿主のオバサンが
「君のCDっていくらで売ってるの?」 と訊ねてきた
昨晩
くたくたで座りこんでいた僕に
突然、珈琲と自家製ケーキをご馳走してくれた方でもある
そのお礼にと思い、
一曲その場で歌い
CDをプレゼントしたら
さらにまたそのお返しに
ご飯をご馳走してくれた
最後の最後で
愛情に愛情を贈りあえた
優しいストーリーを
どうもありがとう
![IMG_20150225_121428[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226094928987.jpg)
次なる訪問地
“サルバドール”
![IMG_20150225_121525[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/2015022609493103b.jpg)
![IMG_20150225_121640[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226094934cfc.jpg)
![IMG_20150225_121704[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226094933f31.jpg)
有名な日本人宿に
少し顔を出したら、楽器を持ち寄っての大セッションになった
翌日そのセッションで繋がった
パーカッショニストのハヤトさんと演奏!
![IMG_20150225_120755[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226102159dd9.jpg)
(2015. 2. 23 in Salvador, Brazil)
![IMG_20150225_122135[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/201502260949321b7.jpg)
マイクとギターを少しバトンタッチしたお相手は
自分と同じように歌い旅してるという日本人
やっくん
![IMG_20150225_122503[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226095158594.jpg)
そのまま “レシフェ” という街に向かい
“オリンダ”というエリアを散策
![IMG_20150225_122531[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226095157734.jpg)
安らぎの妖精をまた見た
![IMG_20150225_122548[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226095157e51.jpg)
![IMG_20150225_122613[1]](https://blog-imgs-79-origin.fc2.com/s/a/k/sakomizuneko/20150226095200e3f.jpg)
ブラジル歌う旅
うだるような暑さを避けられる時間帯
音を届けるのに適した場所、人々
すべてがハマる時を
沢山は見つけられずにここまで来てる。。
物価も高く
移動も多く
予想もしてなかった出費の日々、、
一筋縄でいったらつまらない。
旅ってよくできてるな
ここを乗り切って
必ずまた軌道に乗りたい
まだ先に待ってる大陸がある
- Category: None
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76カ国目 ウルグアイ
“コロニア”


ここは数時間立ち寄ってみただけだった
とっても小さくてひっそりとしていた素敵な町
時々出会える
心を落ち着かせ和ませてくれる
あの妖精達が住んでる場所なので、おススメします
首都 “モンテビデオ”

噂どおり、物価が尋常じゃないくらいに高い
南米に限らず、世界的にみても、
かなりのレベルいってると思う。。
こうなってくると
心と時間に
ゆとりを持って旅するのが少し大変になってくる

(2015.2.3 in Montevideo, Uruguay)
路上ライブの反応は
場所にもよりそうだけど
そう簡単にはいかない国だということも分かった
気のせいか、
ここの人達もどこか日常に追われ過ごしてる感じがした。。
夜
メッセージをチェックしてると
前日のブエノスアイレスでの路上ライブ中に
声を掛けてきたミュージシャンの女の子から連絡が入っていた
『もしまた私の街に来ることがあったら連絡してね』
とのことだった
そういえば、声を掛けてきた時に
『よければ、週末の私のイベントに出演できる?』 って言ってくれてたな、、
メッセージ内のリンク先から
彼女の音楽を聴いてみた時
なんで自分に話を振ってくれたのかが
分かった気がした
ひょっとしたら
“このイベントは、相当面白いものになりそうだぞ”
直感がどうもそう叫ぶので
なんとか出演できるようにウルグアイの予定を調整することに決めた
イベントまでまだ数日はある。
きっと間に合わせられる。
“プンタデルエステ”

とある路上パフォーマーの男の子が、
おススメしてくれた海辺の町
とはいえ着いたときは、
思いのほか閑散としていた繁華街
人づてに見つけられたホテルに
無事にチェックインして
夕暮れ散歩


夜になると
中心地は人で賑やかになってきていたが、、
「許可がないと広場では歌ってはいけない」
とお決まりの文句を言われる。。
結局、最終的に夜11時を回った頃
警察に許しを得た上で
少しだけ街の片隅で歌った
翌日の昼間
再度 首都のモンテビデオに戻り
路上ライブをしていると、、
見た目が完全にハードロッカーのお兄さん達に声を掛けられた

『じつは、ここウルグアイにメイドカフェを開くことになったんだ。
よければ君を招待するよ。』
『ちなみに君はハードロックは好きかい?』
見た目が完全にロックな彼らから
聞かされたメイドカフェオープンの話と
突然のハードロック好きかいの質問。。
なんとなくシュールなそよ風が
僕を横切った
リーダーの男性は
仕事として、イベント企画など積極的にここウルグアイでやってるとのことだった
時間に余裕があったら
どんな感じか行って見てみたかったな
この夜
モンテビデオでは
年に一度のカーニバルが開催されていた
少し覗きにいってみた



大胆な衣装で
ステップを刻む踊り子たち
各チーム
グルービーなリズムを刻みながら
行進していく
みんなこの瞬間の為に
練習してきたんだろうな。。
緊張感も伝わってきた
何百という太鼓達が生み出す迫力
大勢の人達からあがる熱気
演者も、観客も
自然に笑顔が連鎖していく
“リズム”という
僕らを元気付ける音楽の魔法を
全身で浴びた翌日、
再び戻ったブエノスアイレス
誘ってくれた女の子のイベントに無事に出演して演奏

(2015.2.6 in Buenos Aires, Argentina)

開催場所だったシャレた造りの家
演奏したミュージシャン達
駆けつけたお客さん達
とにかくその場に集ったすべてが “かっこよかった”
こうやって
とてもアーティスティックな面を
自然に感じさせてくれる
“ブエノスアイレス”という街を
もっと好きになれた
写真は彼女とその彼氏さんとの一枚

ご自宅に一泊させてもらった

これからも続いていく縁を感じた彼女
Marina Fages の音楽をここに。
“リンク”自分と同じようにヨーロッパでの音楽活動もしてる
そして
実はとってもすばらしい絵描きさん。
家の額縁に
いくつもの世界観が飾られていた
最後の一枚は。。

ずっと寄り添っていた
彼女の2匹のネコ
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チリを発ち
ルート的に再び戻ってきたアルゼンチン
“メンドーサ”

昼間に公園まで足を延ばしてみた
木漏れ日で煌いていた街並みが
運んでくれた安らぎ


(2015. 1. 27 in Mendoza)
すぐに移動!
“コルドバ”

メンドーサから
この街までの移動時間はおよそ10時間と言われていた
一日を無駄にしないためにも
いつものように夜行のバスに乗り込み
朝には到着するつもりでいた
が、、
途中で
バスに何か問題が発生したらしく
結局 コルドバのターミナルに着いたのは夕方
乗車時間にして
まさかの 約20時間。。
それでも、
“起こる物事すべてにきっと、意味、理由があるはずだ”
と自分に言い聞かせながら
がんばってポジティブシンキング。。
一日中座り疲れた
くたくたの身体でターミナルを歩いていると
見覚えのある人たちとばったり遭遇した
数週間前にいた
アルゼンチンの“サルタ”という街で
一緒に、音楽居酒屋にいった友達だ
立ち話の中で
彼らの “おすすめの宿”を 紹介してもらったので
そのホステルに向かいチェックイン。
その後僕は
すぐさま路上ライブに出かけた
歌おうと決めた一つ目の場所は
人通りがもうなくなっていたので
早めに切り上げて、二つ目の場所へ、、
道の途中で
突然声を掛けてきた男性がいた
流れ的に、彼と路上ライブ帰りに
一緒に飲みにいくことになり
「どうも初めまして」の交流の輪は
次第に周りのテーブルの人たちにも
広がっていった

(写真向かって一番右にいるのが、その彼)
サウンドエンジニアを職としながらも
精力的にバンド活動もやっていて、
今年のどっかのタイミングで、なんと京都にもツアーに行くそうだ
翌日はまた路上ライブ

(2015.1.29 in Córdoba, Argentina)
滞在していた宿の中庭で
夜は思わぬ幸運
ハッピーバーベキューパーティー

人も夜風も夜空も
すべてのアンサンブルが完璧に調和していて
とても優しい夜だった
翌日の朝、ターミナルで
ブエノスアイレス行きの夜行バスチケットを買った
夜まで
たっぷり時間があったので
路上ライブをまたしていると、
一日目の夜にだいぶ仲良くなった彼と、
女の子達が会いに来てくれた

(この写真は一日目の夜)
路上後、またお酒を飲み交わし、
最後はバスターミナルまで
付き添ってくれた彼ら。。
コルドバへの好印象は
彼らがくれたと言っていい
とても別れを名残惜しそうにするから
自分は笑顔で
「またアルゼンチンにもどってくる日が来るかもしれないから、
お別れではないよ!!」
と彼らに言い続けた
ホントは寂しくならない為に、
ひそかに自分自身にも言い聞かせていた言葉。。
夕暮れ時の人通りがまばらな街頭で歌っていた時
ひそかにやってきた孤独感は
彼らが“友達”として
応援しにきてくれたおかげで
どこかへ消え去っていた
「ひとりじゃない。僕にはまだ仲間がいる。」
そう彼らが思わせてくれた
結果的に、
初日のバスが大幅に遅延してなかったら
彼らとの出会いも、宿でのバーベキューもたぶんなかったんだろうな。。
物事の過程は
深読みすればする程、、
よくできていて面白い
“ブエノスアイレス”



生のタンゴ演奏にとても感銘を受けた
アメリカで触れた
ロンドンで触れた
フランスで触れた
アイルランドで触れた
スペインで触れた
ルーマニアで触れた
メキシコで触れた
に続く
とても個性的で印象的な旋律の音楽
さらっとやってのけることのクオリティーは
もう通常じゃ語れないレベル
こうやって色々な音楽が
世界中に存在してることをとっても嬉しく思う
各ミュージシャン
それぞれに誇りを持ち
極めようと高みを目指して腕を磨き上げていく
こちらは日本人ミュージシャンとして
好きな要素を参考にして
自身の音楽を追及しがいがある

ブエノスアイレスは
予想していた通り都会だった
でも
思ってたより
シャレていてアートな香りもする
人々はどこか
仕事に追われてる様子で
路上ライブの反応は他の街と比べるとまぁまぁかな

(2015.2.2 in Buenos Aires, Argentina)
面白いよね
同じ国なのに、街によって
違うタイプの人々が行き来してるのが
明らかに分かる
目つきも違う気がする
“みんな笑顔で生活してるのかな?”
そんな疑問が残る
Facebook上で連絡が入り
この街では一年半ぶりの再会もあった

北村さんは
リヒテンシュタインで
歌っていたときに知り合った
定年を期に
世界中を旅して回ってるお方
なんか質問攻めしてしまったけれど、、
(自分的には)会話はとても弾み
今後の人生について
考えさせてくれる深いお言葉を沢山貰った
“世界のどこか”での
次回の待ち合わせが楽しみになってくる
そんなすばらしい再会だった
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