My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




フランス結婚式~2019年 ヨーロッパツアー②(全8話)~ :: 2020/02/14(Fri)













“トゥール”を離れ、
久しぶりの外国での電車移動。


いまだに慣れず、気を張る自分がいた。


数時間後、無事に到着した街


“エクサンプロバンス”

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結婚式は、明日。


新郎新婦はきっと忙しいだろう。


彼らが、『泊まる環境は準備してある』と、
メールで言っていたので、宿は特には決めていなかった。


Wifi環境も限られてる中、

自分の他にも、前日入りしてる
イギリスの友人ベンに、とりあえず街に着いたことを連絡。


彼は彼で、明日のケーキの準備で、
手が離せない状況らしい。


携帯バッテリーもギリギリになってきている。


暗くなる前までに、
無事に合流できるだろうか、、

と少し不安になる。


思えば、ここまでの数日間は、
ずっとジョアンが傍にいて、向かうべき道を先導してくれていた。


この、一寸先が少しぼやけている

一人外国に解き放たれてる感覚は、久しぶり。


このドキドキ感さえも、楽しまないとと、思いながら

連絡を取り合っていく内、
ようやくプランが明確になる。


“18時頃”

街の広場で、
新郎新婦含め、集まりがあるから、
そこで合流しようという流れだった。


これで一安心。


かと思いきや、


言われた時刻になっても、
彼らは一向に現れない。


外国の時間感覚ということもあり、
気長にゆっくりと待っていたけれど、


待つこと一時間。。

あたりが暗くなってきた。


大丈夫かな。  きっと大丈夫だ。


そう言い聞かせ、
辛抱強く待っていると、

目の前に止まったタクシーから、
見覚えのある女性が出てきて、

“ヒデキ--------!!!”と

勢いよく話しかけてくれた。


メキシコ人のピアだった。


彼女は、イギリスに居た頃、
今回の新郎にあたる友人が監督を務めた
劇に参加した同志だった。

(2)England2( in London)
(2012年 / 真ん中にいる女性)


じつに6年半ぶり。

再会の嬉しさを互いに分かち合った。


彼女につれられていくと
広場のバーの一角で、

すでに人々が集まって乾杯をしていた。

ただ、まだ見慣れない方々ばかり。


しばらく話している内に、

ぞくぞくと

新郎、新婦(ベート&ジョアンナ)や、

イギリスの友人ベン達

みんな、広場のバーに合流してきた。


久しぶりに再会を果たす人達が多く、
心から感慨深くなった。


その夜は、新郎ベートの自宅に、友人達と宿泊させてもらい

そうして、いよいよ迎えた


結婚式当日。

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広大な敷地面積を誇る彼の実家は、

二次会の会場にもあたるので、
ご家族や、幾人かの人々の手により、準備が着々と進んでいた。

200人は集まるそう。


セレモニーが迫る、およそ一時間前、

タキシードに身を包んだ彼の車に
自分も同乗させてもらい、

街の中心に急いで向かった。


一番緊張しているのは、彼のはずなのに、
じつは、自分も稀に見るほど鼓動が高鳴っていた。


段取りとして、
わかっている範囲だと、

セレモニーのあと、
建物の前の広場にスタンバイして

空気を見ながら、歌い出す流れを聞かされていた。


ほぼ初対面の200人を前に、日本人の自分が、
歌を届けて、大丈夫だろうか。。


車のラジオから、弾けた洋楽ポップ

『 ♪ I love you baby ~』 が流れ出し、
僕らのテンションは、互いに一層ハイになった。



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セレモニーの会場となる
タウンホールに着くと、

人々が今か今かと、開場の時間を待っていた。


その中で、見覚えのあるフランス人の友達リーズを発見。

彼女のことは、後にお伝えするとして、


とにもかくにも、自分のやるべきことは、
広場で急いで機材セッティングにとりかかることだった。


すると、参列者の一人の男性が声を掛けて来た。


歌を届ける段取りを説明すると、

ココよりも、いっそ建物の敷地内にある
“中庭”の方が、よいのではないかと助言をくれた。


彼がすぐ様、警備員に確認をとり、
オッケーが出たので、そのアイデアで急遽、いくことになった。


Let it be.

ストーリーの流れに身を任そう。


もともと広場で歌うと、

通行人の方々にも、目立ってしまうことを
少し懸念していたので、

このアイデアが出てきて、よかった。


そうして、ようやくセレモニーが始まった。

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フランスでは、誓いの儀式は、
タウンホールで行われるんだと、後に友人が教えてくれた。


経過を見守りながら、いまだ高鳴る鼓動。

なんで、参列者の自分がこんなに緊張しているんだと、
もはや笑えて来る状況。


式が落ち着いたタイミングを見て、
急いで中庭にスタンバイ。

このアイデアをくれた男性、

そして、イギリスの友人ベン達も協力してくれた。

二曲目は、彼らも一緒に
コーラスを歌ってくれるという、
打ち合わせもあった。


心強い。


大勢の参列者に見守られる中、
いよいよ主役の二人が式場から出て来た。

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いまだ声が鳴りやまぬ中、

歌い出す自分。


新郎ベートから、
リクエストのあった想い出の二曲。


“メルシーパリ” 

(実は彼らは、この曲が生まれた瞬間に共に居た。
2012年 12月 Wonder Story パリ編 参照)。


そして、演劇の時に、みんなで歌ったカバー曲

“Be My Baby”


もの凄い緊張感と、
声を空高く上げる、解放感。


最後は、その場に居たみんな、
大きな拍手と声援をくれた。

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(2019.9.7 at Bert's wedding in Aix-en-Provence,France )


形容詞しがたい感情がこみあげてきて、

自分にとっても、本当に感動的なひとときだった。


急遽、中庭で歌うアイデアと、
その勇気をくれた男性と、記念写真。

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きっと彼も、あの場を、
より素敵なモノにするために、
出逢うべくして、出逢った人なんだと思ってる。


自分の役割を終えて、一気に安堵。。


夕方頃

街の中心から少し離れた
ベートの自宅の敷地内で、

予定通り、二次会が始まった。

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主役の二人がサプライズで、馬に乗って登場。

映画のワンシーンを見ているよう。

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初めてだった、
フランス式の結婚パーティー。

食事は、前菜 ~ メイン ~ チーズ ~ デザート。

メインのあとに、チーズが入ってくるところが興味深かった。


スピーチタイムは、食事中、数回に分けてあり、

とあるお年を召した方の声に
魂が宿っているのを感じた時、


スピーチも、“歌”と同じで、言霊があるんだと思った。

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昼間の結婚式、協力してくれた友人達も、ライブ。

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友人いわく、ここまで豪華で盛大な結婚式も、
当たり前にあるわけではないらしい。


ダンス、ダンス、ダンス

朝方まで鳴りやまないミュージック。

祝杯は続いた。。







翌日


ベートの家に、会いに来てくれた
フランス人の家族がいた。

彼女の名前は、リーズ。そして、そのご両親。

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前日のセレモニーで、
彼女と再会を果たした時は、
思わず、声をあげて歩み寄った。


リーズは、ロンドン時代からの仲。

2013年、フランスに行った際は、
一緒にステージにもあがった、素晴らしき歌い手でもある。


ご両親も、当時からのご縁。

家に招待してくれた。

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年月、距離を越えて、

続いてゆく、つながりがあることが、心から嬉しい。


結婚式に誘ってくれた
ベート&ジョアンナもそう。

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今回、彼らが可能な限りに、
人々に気を配っている姿を見て

“愛”を持って、
人と接することの大切さを、学んだ。



愛が人を引き寄せる。



あれだけ大勢の人が、
彼らを祝いに来ていた理由のひとつに思えた。



出来る限りに、

想いを持って人と接っし

愛ある関係で、
自分も人とつながっていきたいと思った。


































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  • フランス~2019年 ヨーロッパツアー①(全8話)~ :: 2020/02/07(Fri)








    (2)England2( in London)

    この写真は2012年秋のもの。



    きっかけは、2018年が終わろうとしている頃だった。


    ロンドンで歌っていた当時、道端で出逢い、

    演劇に出演する機会をくれた、フランス人男性 ベート。
    (写真右 / Wonder Story 2012年11月 参照)


    そしてその時、カメラマンとして参加していた
    イギリス人女性 ジョアンナ。


    この二人のカップルから連名で、

    “2019年9月7日” 

    結婚式を挙げるとのメールが届き、

    歌いに来てくれたら嬉しいというメッセージが添えられていた。


    アメリカの時と同様、望んでくれるなら、

    海を越えてでも、歌を届けに行きたいという想いから


    2019年9月1日 

    日本を離れた。


    久しぶりの長距離飛行を経て
    無事にフランスに到着。


    時間は、日本の方が7時間ほど進んでる。


    結婚式までは、あと数日ある。


    時差ボケによる浮遊感に揺れながら、

    最初に再会を果たしたミュージシャンがいた。



    真ん中にいるジョアンがその人。

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    彼との出逢いも、一回さかのぼろうと思う。


    それはフランスへの旅立ちの数ヶ月前、
    香川県にある丸亀マイゴというお店でのことだった。


    打ち上げ中、
    店主の河野さんから、

    『迫水さん、英語でメールが今届いたんですけど、これどう思いますか』と言われ、

    読んでみると、見知らぬフランス人からで、
    マイゴに歌いに来たいというメッセージだった。


    その場にいた皆と、何か運命めいたモノも感じ、
    とりあえず自分が仲介に入り、返事を返すことにした。


    そうして結果として、

    このコトをキッカケに、
    丸亀に限らず、福岡、広島と、自分が掛け橋となり

    彼の初めての“日本ツアー”の計画を、
    少しだけ協力するカタチとなった。


    こうした経緯で知り合った僕らは、

    フランスでまた再会し、
    今度は、彼が、こちらのツアーづくりに協力してくれた。


    本当に、良きタイミングで巡ってきたご縁だと思う。


    その初日は、
    “オーベルビリエ”という街の庭で、

    ガーデンショーを企画してもらった。

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    徐々に集まって来る人々。

    ちゃんと告知が行き届いていることを嬉しく思った。

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    シンプルに、生声、生ギター、
    彼 ジョアンの出番から。

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    そして自分。

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    (2019.9.2 in Auberbillier,France)

    アート関係に携わっている人が多かったとのこと。

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    気持ちのいいスタートを切ることが出来た夜。

    最寄りのバーで乾杯をした後、
    彼が車を走らせ、そこからブビラ(Bouvila)という村へ。

    彼の実家に泊めさせてもらった。


    翌日

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    落ち着いた村を少し散歩。

    そこに住む人にとっては、なんの変哲もない風景も、
    旅行者にとっては新鮮そのもの。

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    出発間際に、ご両親も交えて記念写真。

    ジョアンも含め、とても優しく接してくれたファミリー。

    “メルシーパリ”という歌を、
    村の名前に置き換えて、

    メルシー“ビブレ”という歌詞で、届けさせてもらった。

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    彼が車を走らせ

    フランスの小さな町々をくぐり抜けていく
    ちょっとしたロードトリップ。 


    2日目は、そのままアンジェ(Angers)という町へ。

    アットホームな雰囲気で、
    彼の友人が、ハウスショーを企画してくれた。

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    彼はお庭。

    自分は室内にて。

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    (2019.9.3 in Angers, France)

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    最初の緊張を、一気に吹き飛ばすミラクルが起こり、

    最後はみんな、立ちあがって踊り出してくれた。


    終演後の語らいも愉しかった。

    ジョアンいわく、日本を好きなフランス人が多いという事実も、

    このあたたかい体感に
    つながっているのかもしれない。


    3日目は、
    アランソン(Alencon)という町へ。

    “Collectif des Petits Chatelets”という

    アーティスト達も在住してる、建物一帯へ。

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    ジョアンとも親交がある
    アーティストの彼が、今回イベント開催に向けて動いてくれた。

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    各イベントの成功に向けて、
    確かな熱量を持っていて、

    ポスターを見ると、自分含め、イベント日程がぎっしり。

    告知も、ちゃんとしてくれていて感謝。

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    その甲斐あってか、イベントが始まる頃には、
    物静かな町の印象とは対照的に、

    どこからともなくお客さんがいっぱい集ってくれた。

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    (2019.9.4 at Collectif des Petits Chatelets in Alencon, France)


    よくよく考えてみると、
    後にも先にも、この最初の三日間だけ、

    電気を遠さない、完全アンプラグドライブが続いた。

    前日に続き、
    イベント後は、集った人達と語らった。

    どことなく、フランス人は日本人に近いテンションと、
    落ち着きを秘めてるように思う。

    同じ波長を感じる人も多い。


    4日目は、“トゥール(Tours)”へ。

    ジョアンと、その彼女エリザベスが住む町でもある。

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    ライブまでの空き時間、
    エリザベスが街案内をかって出てくれた。

    ちなみに彼女の本業は、
    素晴らしい写真を撮るフォトグラファー。

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    人も多く、中心部もにぎやかな印象の町。


    夜は、パブでライブ。

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    終演後には、ちょっとしたミラクル再会劇も。

    写真の女性 アヤノさん。

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    彼女は、ロンドンに居た頃に、
    友人を通じて出逢った方で、

    現在、トゥールにて、ミュージシャンの旦那さん(写真左)と暮らしている。

    自分が、facebookに、ツアーの詳細を載せた時、
    たまたまタイムラインで見かけ、すぐに連絡をくれた。

    最近、SNS自体、離れ気味だったらしく、
    ホントに偶然だったみたい。


    ロンドン、東京、そして、今回のトゥールでのライブ。

    これもまたきっと何かの縁。


    インターネットを通じて、
    世界全体が、以前よりも、確実に繋がりやすくなっている。


    撮った写真も、贈ってくれた。

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    (2019.10.4 at Jekyll in Tours, France / photo by Ayano Fukuoka Mottron)

    この夜は、ジョアンと自分にとっては、最後の夜。

    集ったみんなと、遅くまで盛り上がった。


    翌朝、早起きして、駅へと

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    ジョアンが送ってくれた。


    今回、彼にはホントにお世話になった。

    おかげで素敵な出逢い達に、いっぱい恵まれて、
    以前よりも一層、この国を好きになった。


    彼、そして各地でサポートしてくれた皆さんに

    今一度、この場を通じて、感謝のメルシーを。



    ちなみに、ジョアンは2020年、

    もうすぐ、二回目の日本ツアーに来ることになっている。




    電車に乗り込み


    いよいよ、結婚式が開催される街へと出発。




















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