My wonder story

僕と音の旅物語 訪れた90ヵ国以上の記録 未来はいつも変えてゆける。 




ナミビア、ボツワナ / Namibia, Botswana :: 2015/08/27(Thu)

 








87カ国目 ナミビア


“ウィンドフック”


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(2015. 8. 2 in Namibia, Windhoek )


だいぶ冷え込んだ朝

南アフリカのケープタウンから
およそ20時間かけてバスは到着。


首都 ウィンドフックは
大型のショッピングモールがありイメージしてたよりもこ洒落た街で
路上ライブが比較的やりやすかった

ここに来るまでの速足で
鈍りかけていた “散歩する感覚” を取り戻すのにも良い機会


予定よりも滞在を数日伸ばすことにした



三日目の朝

泊まってた宿が満室になってしまい
薦められた別のホステルにしかたなく移動


それが新たな縁を呼び
出会った日本人の旅人 ヤヨイ

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となりのいる男性はベルギー人


他の宿泊者とセッションしたり
みんなで盛り上がった

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翌日は 彼女のインドビザ申請を少しお手伝いした後
また路上ライブ

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次の国へ向かうことに決めた五日目


ナミビア ~ 隣国ボツワナの移動は、
通常のバス移動ができないらしく、朝からだいぶそわそわしていた

なんでも途中のポイントにおいては
ヒッチハイクもトライしなければいけないらしい。。


ネットで調べても情報は微妙に錯綜していて

無事に日暮れまでに目的の街までたどり着けるのか、
まったく確信が持てずにいた


アフリカの大手バス会社を使い

“ボツワナではなく、ザンビアに20時間かけて移動する” という
断然安全でトータルコストも明らかに良い、別の選択肢もあり

ヤヨイは翌日にそのルートで行くと言う


むしろ 僕がなぜ手間のかかりそうなルートを選ぼうとしてるのか、彼女は不思議がっていた


怖かったけれど、
ボツワナのローカルな街を飛ばすのはいやだったし
敢えて飛び込む方を選びたがる自分のいつもの直感を、ここでも信じてみたいだけだった



時刻はもう10時
 

躊躇っててもしょうがない


さすがにもう行かなきゃと思った時

幸運にも、同じホステルにいた
他の宿泊者が、詳しい行き方を知っていて
出発の直前で、色々とアドバイスをもらえた


『心配ないさ。ここナミビアからボツワナへ行く人は連日沢山いるから
君は無事に辿りつけるよ』 と背中をどんと押され、
たちどころに漲ってきた希望


さらに、その会話の中にいたもう一人の宿泊者が
乗合いタクシーが発着してるというガソリンスタンドへ車まで出してくれた

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いい流れがきてる。

ヤヨイに別れを告げホステルを出発し
しばらくして ガソリンスタンドに到着

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乗合いタクシーに必要な
十分な乗客が集まったのは
それから30分後

さぁ ボツワナへ向けて いざ出発!

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二時間ほど走ると、

途中の小さな街で違うタクシーに乗り換えることになった


また他の乗客で十分に席が埋まるまで待たなければいけない
いつものアフリカンスタイル


直行で行けると思っていたのに
ここで足止めをくらうとは思ってなかった、、


日暮れまでにホントにたどり着けるのか、、少し気がかり。。。


結局タクシーがちゃんと風を切り走りだしたのは、
それから一時間後のことだった



“なにが起きても受け入れて

急かしてくる焦りに 流されずにいよう” 





そうして夕方4時を過ぎた頃。。


ようやく越えることが出来たボーダー





88カ国目 ボツワナ


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警察官らしき男性が運転する小さなワゴンに乗り

イミグレーションから10分程の距離にある場所で
待ち構えていた 本日の最終目的地としてる街 “ハンツィ”行きのミニバス


時刻表を見ると
お昼の早い時間に一本と
夕方五時にもう一本だけ、バスが出ているみたいだった


着いたときはもう出発間際。


良かった、、ぎりぎりで間に合った。。


そういえば、
どこかで得た “ヒッチハイクしなければいけない” という情報は
結局今回の自分の辿ってきたルートとは当てはまっていない


色々とラッキーにことが運んだということなのかな


近くの店で急いで換金を済まして
バスに乗りこむ

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日暮れはもうすぐそこに迫ってきていた


着いてからの夜の宿探し。。 治安は果たして大丈夫かな




二時間ほど走り
夜の7時過ぎ 目的地 “ハンツィ” に無事に到着。


さぁ急いで宿を見つけないと


しかしアフリカの中でも、
この国の宿はどこも高いことで有名

ひとまずバスのドライバーに
一番リーズナブルな宿を尋ねると、心配してか一緒についてきてくれた


歩きながら色々と話してる内に


『それだったら僕のバスで今夜は眠ればいい。

僕自身防犯のために、毎晩バスの中で寝てるから、君さえよければこちらは問題ないよ』 と

突然、思ってもみなかったアイデアを持ちかけられた



Wonder storyの仕業による、何かの縁も感じたので
お礼を言い、お言葉に甘えることにした



バスに荷物を置かせてもらい

ギターだけ担いで夜のバーに一緒に向かった

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彼がドライバーの男性


バーの店主のおばさんに確認をとり
地元の人たちに一曲歌ってみた


酔っ払いも多く
みんな聴いてるというよりも
好奇の目でこちらをじろじろと見てくるのを感じ、、

どういうわけかアウェー感が漂ってる中でのボツワナ初ライブは、
警戒心と戸惑いで幕を閉じた



『気を落とさなくて大丈夫。

今まで聞いたことのない日本語の音楽を理解するのは、彼らにはまだ少し難しいだけなんだ。』


どこか達観した意見で、僕の心の肩をそっと叩いてくれた彼


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それからその夜はそのまま彼に同行して
もう一軒のバーと彼の友人のところに顔を出した



街灯の少ない夜道


ぬくもりのある声で、
沢山のストーリーをお喋りしてくれる物腰柔らかい彼


視力の関係で少しぼやけていたけれど
靄の先から伝わってくるのは満点の星空




23時を回った頃
バスに戻ると

彼は慣れた様子で、座席をどかしブランケットまでくれて、完璧な寝床をつくってくれた




今夜はどうもありがとう


そして おやすみなさい。。




思い起こせば

今朝の出発時は、色々どうなることかとあれやこれや心配したけれど

こうしてまた人との出会いに助けられたんだな。。





安全そうな橋を渡らない時

ふいに身に届く
人の優しさのギフトに、こうして感謝することが多々ある















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