My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




アメリカ(2018年編)① :: 2018/08/02(Thu)












アメリカへと飛び立ち

降り立った、サンフランシスコ空港。


到着後、すぐに久しぶりの世界観に
入っていける感覚があった。


招待してもらった結婚式までの数日間は、

日本から合流した友人2人と、

結婚する友達 ヒルトン&ミシェルが住んでいる街
レッドウッドシティを拠点にさせてもらった。

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Google 本社や、映画館にいったり、


幾日か過ぎたところで、

『ヨセミテ国立公園』

という世界遺産にもなっている場所に、
みんなでハイキングに行くことに。

一泊二日予定。

車にギターを乗せて持っていくべきか、
少し悩んだが、相棒なのでやはり連れていくことに。


数時間走ったあと、
お昼時なんとなく見つけて皆で入ったお店。


遠くのステージが目に入った。

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アメリカンなランチを食べ、
車をまた走らせるヒルトン。


ふいに

“宿泊先も近いと言うし、

夜にもしもイベントなどやっていたら
歌わせてもらえるチャンスがあるかもしれないなぁ。。” と思い

できたらまた寄ってみたい想いを彼に伝えた。


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ヨセミテ公園を満喫したあと、

夕暮れ時

もう一度みんなで訪ねてみると


まさかのド平日のその日こそが、
ドンピシャで自由参加型イベントの開催日だった。


ヒルトンのソロステージ ~ 自分のソロステージ

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(2018.6.5 at IRON DOOR SALOON in the U.S )

一緒にコラボレーションもした。

この日がアメリカ歌い初めの日。


正直、怖さもあったけれど、
反応も思いのほか上々で、

ライブ後、オーガナイザーが、

『このイベントを始めて、4年目。
君が初めての日本人だよ、面白かった!』と

笑顔で言ってくれた。

店を出る時も、居合わせた人々が
やさしく言葉をかけてくれた。


あの時、ギターを持ってくる選択肢を選んでよかった。

音楽なひと時をつれてきてくれて、どうもありがとう。


思えば 『歌いたい』 と思ってた、矢先のできごとだった。


願うキモチを持つことで
時として、それはやってきてくれる。



翌日は、ヨセミテを改めて観光。

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『こんなおっきな松ぼっくりは初めて見たかもしれない』

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イメージ以上に、壮観。


例えば、長期旅行者は口をそろえて、
旅が長く続くと、なかなか感動しにくくなるという。

聞きながら、当時同感していた。


数年ぶりのアメリカで

素直に、感動できる自分を感じる事ができてよかった。



そして週末。

拠点にしていたレッドウッドシティを離れ、
車で5時間かけて南下し、サンタバーバラへ。

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前乗りしたこともあり、
ビーチを散策したり、交流会も経て

いよいよ結婚式当日を迎えた。

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自然に囲まれた中で、誓いの言葉を。

彼らは、彼らだからこそ出来る
結婚式を見事につくりあげていた。


ヒルトンと出逢ったのは、10年以上前。

それから築いてきた縁。

どう書いたらよいかわからないけれど、、

こうして、あの場にいられたことが本当に光栄で、

込み上げてくる感情、感動を、抑えながら聞いていた。


セレモニーの最後

呼ばれて立ちあがり、

短かくメッセージを。


ものすごい緊張感とともに、

日本語と、英語を交えてつくった
二人の想い出の歌をうたった。

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写真に見切れてしまったけれど、
ハープを弾く女性も一緒に演奏してくれた。

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歌い終わり、

ほぉっ と一気に現実に返り、

余韻に、いまだ高鳴る鼓動と
やり終えた安堵感とが交差する中

改めて、日本人のふたり 宇田君、鈴木君も交え
みんなで記念撮影。

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この後、ランチパーティー ~ 夜のダンスパーティーへと

結婚の宴は続いた。

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翌日早朝、日本人の二人は帰国の為、出発。


一週間以上も共にいて、
色々お世話にもなったから、見送る淋しさもあった。


日本での無事の再会を約束。


その日のお昼は、参加希望の人達とピクニック。

ヒルトンが、歌を伝える時間もくれた。

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自分の横で、うたう手紙を持って立っている彼
ジャスティンはミュージシャン。

今回で、三度目の再会。 

彼に関わらず、ひとつ手前の記事にある
“10年前の写真” の中から、今回再会できた友人を他にもいる。

みんな年月を越えても、つながっている。 嬉しい。


予定したすべてのイベントを無事に終え

夕暮れ時

サンタバーバラを発ち
ヒルトン達と、5時間かけて北上し

“レッドウッドシティ”にまた戻った。

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車窓に広がるカリフォルニアの景色はドラマチック。


めでたく夫婦になった二人は、
翌日から一週間、ハネムーンへと飛んでいった。

自分はすぐには北上せずに、
彼らの家に一人身を置かせてもらい、

お願いされていた
2日に一回のガーデンへの水やり、

曲づくり、路上ライブ、

ヒルトン友人と待ち合わせなど

しばらく同じエリアに滞在する居心地と暮らした。


週末には、サンフランシスコにも足を伸ばした。

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有名なアルカトラズ収容所。 
映画 『告発』を見たのは、若かりし頃。


一週間が過ぎ

ヒルトン達がハネムーンから帰ってきた頃。

じつは、4月のツアー記録でも書いた

別府のゲストハウスで出逢った
“あのアメリカ人”と、海を越えて、再会を果たした。

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いわゆる縁がある人とは、世界のどこであっても縁が続く現象。


彼  ビクターは、ミュージシャンでもあり、自転車エンジニアでもある。


サンフランシスコの仕事現場に同行させてもらった。

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夜は、ヨットクラブのバーでセッション。

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それから、二泊三日

彼と数時間かけて、近隣の街へ
束の間のロードトリップにも出た。

彼とつながっている友人達が、
各地でサポートしてくれた。



“サンタクルーズ”

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BBQをつくってくれたり、

友人らと路上ライブに声援をくれたり、

遊園地も案内してくれた彼の友人 クリス。

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もう一か所、立ち寄った街

“モントレイ”

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写真の家族が出迎えてくれた。


改めて思うと、

彼、ビクターとの縁は、あの日の別府のゲストハウスで、

“意図的”に、自分のギターケースをそばに置いていたところから始まった。



そう、さかのぼって考えてみると、


過去から未来

人との縁のつながり方は、

僕らの想像を簡単に越えてくるものだと、


いつも、しみじみ思う。



数年前に、通っていたロンドンの語学学校。

受付で毎朝、挨拶を交わしていた人と、卒業時にfacebookを交換した。


それから音沙汰がないまま年月は過ぎ

昨年

数年越しに突然連絡が入り、日本で再会を果たした。


仲も深まり、バンド American Short Hairとしてライブをした
下北沢の会場にも来てくれた。


あれも、ステキな再会劇。


次は誰と、どこで、ステキな再会劇。










そして旅は、第二章へ。


未踏の街々を目指し

北上してゆく日々へと。。
















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