My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




カナダ ~ アメリカ(2018年 最終章) :: 2018/08/31(Fri)










カナダ “アボッツフォード”

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バンクーバーから

電車とバスを乗り継いで、2時間ちょっと。

彼 “エリック”が、是非会ってみたいと
返事をくれたこともあり、この街に来た。

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とても気さくで、日本に対しての好奇心、
リスペクトがある彼。

アニメや、ネットにあがってる
ドキュメンタリ―も好きで、チェックしているものを、見せてくれた。


空いた時間には、歌えそうな場所を見つけようと、
ダウンタウンや湖に連れていってくれた。


10月には念願叶い、日本に旅行に来るそう。


ひょっとしたら、

海を越えて、また会えるかもしれない。


これを読んでくれている方々も、

彼を見かけるかもしれない。






“ビクトリア”

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ここの町は、イギリスやヨーロッパを
思い起こさせる風景が印象的。

2日だけの滞在にとどめ、
フェリーで海を渡り、アメリカに戻ることに決めた。


数年前、カナダの違う国境で
色々と質問攻めに合った記憶から、
今回は少し身構えていった自分。


思いのほかあっさりと再入国。






アメリカ  “ポートエンジェル”

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夕方に“シアトル”で
待ち合わせ予定の人がいたので、

到着したら、バスに乗り換えるつもりでいた。


しかし数分の誤差で、
昼の便はもう行ってしまっていた。。


案内所の女性に相談にいくと、

次は、夕方になるとのこと。

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このお二人、とてもフレンドリー&親切で、

なんなら歌も聴いてみたいというので、一曲贈らせてもらった。


なんだか今回のアメリカの旅

愛ある人との出逢いが沢山で、
前より更に、好きになったかもしれない。


さて、急に空いてしまった数時間。


シアトルに着くのは、夜になるため、
色々と予定を変更せざるえなくなってしまった。


ここでじっとしているのも違うので、


物静かな港街を、ふらり散歩に出た。


たたずむピアノを、弾きならす女性。

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急に空いた時間だからこそ

ゆったりとしていて、

どこか自由きままで、

ココロが自然と和んでゆく感覚を覚えた。


こうした “意図していない場面で訪れる幸せ”って

人生にあるなぁ、、と、しみじみ。


気が付いたら“生き急ぐ”にかけて、

どこか“旅急いでいた自分”を、少し省みた。


天使の港と書いて 

“ポートエンジェル”


何故だかインスピレーションも、
沢山降りて来た。

素通りせずに、このステキな町で
時を過ごせてよかった。




夕方、ようやくバスに乗りこんで、、



“シアトル”

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着いた時刻は、22時過ぎ。


それでも、なんとか連絡を取り合い、

写真の彼 ジェイコブ が、こころよく家に迎え入れてくれた。


マンションの屋上で、二人で、
楽しくギターセッションを交わした後、

互いの好きな音楽映像を見ながら、
トークセッションにも花を咲かせた。


初対面だった彼。

ゆっくり過せたのは、この夜だけだったけれど、

十分なほどに、出逢いの面白さがスパークするのを感じた。





“ポートランド”

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帰国日が迫る中、

シアトルに続き、ここの街も最後に再訪問。


前回の滞在時に、写真を撮ってくれた
“マイケル”と再会を果たす。

彼とは、新たな映像作品の収録に臨んだ。


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(Photo by Michael Ptak)




マイケルが紹介してくれた
日本酒が豊富に置いてある 日本好きなバーの店主。

ライブも急遽やらせてもらった。

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その後、

彼が連れていってくれたホームパーティー。

おそらく、国境を越えて色んな人々が集っていた。

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ギターも連れて来たことが、
例によって幸運を呼び、

突然の展開で
数曲、自分の歌を披露する流れになった。


人々が焚火を囲んでる夜空の下

ギターと声を上げ

歌い終わると、

その場との距離が一気に縮まった。


“音楽が言語を越えて、伝わること”を

改めて、自分も “再確信”できた
ミラクルタイムだった。


写真の彼は、終わったあと
話しかけてくれた一人。

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『日本の音楽が凄い好きなんだ。』

熱く、語る彼に

「どういうところが好きなの?」 と質問すると


言葉の意味はわからないけど、

アメリカの音楽が持ち合わせていない
J - POP 特有の音楽性 (おそらくメロディー運びや、声の響きなど)
に惹かれるという。


ロックひとつとっても、
様々な個性を持ったバンドが存在すること。


ガールズバンドも、例にあげ、
“メンバーみんな女の子”ということはアメリカでは、珍しいらしい。



例えば

僕らが聴き慣れている何気ない歌も、

外国人からしたら、また違う解釈もありうる訳で


“日本の音楽も、これからもっと、
アメリカに浸透させていけるチャンスはある。”と

彼の熱弁に、光を見た。



翌日は、フォーマ―ズマーケット&川沿いで路上ライブ。

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嬉しい再会もふいに。

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写真の男性は、
前の晩のホームパーティーで、
たまたま自分が座っていたソファーで意気投合した方。

まわりを囲む日本人女性は、彼とつながっている方々。


偶然か、必然か、
川原でみんなの縁がひとつになった瞬間だった。


彼らとは、この日の夜の野外音楽イベント、

そして、ポートランドを離れる翌日朝も、
再会をつないでいくことが出来た。


良縁。



ポートランドは、
何か自分とイイ関係があるらしく、
二回目の訪問でも、出逢いがこうしてまた広がった。



過した時間も、一番ながく、

仲が深まった友人のマイケルとも
未来の待ち合わせを約束。



夜行電車で、10時間以上かけて南下。


残りの数日は、この旅の原点回帰

“レッドウッドシティ”にて

一番、気心の知れた
アメリカの友達と言っていい

ヒルトン&ミシェル


そして、彼らの友人らと過ごした。

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(セッション時の一枚。 Photo by ミシェル)


ヒルトン達には、もはや返しきれない程の愛情を貰っている。


また必ず、会える。 いつもありがとう。



元を辿れば

結婚式のキッカケなくして、

今回の旅ストーリーはなかった。



訪ねる場所は、タイミングが違うだけで、

また別の出逢い、ストーリーが、

いつもきっと待っている。


それがどんな展開でも、これからも楽しんでいきたい。


そのひとつひとつが、人生の財産。





“自分の意志”で


歩いてゆこう どこまでも  



僕らはゆける


その意志から



歩いてゆこう  どこまでも








おまけ(1分動画)


















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