My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




フィジー① :: 2019/02/25(Mon)










96ヵ国目 フィジー






~2月1日~




旅立ちの直前は、いつも緊張感がある。


いわゆるバカンスに行く時の、あの高揚感とは違い

ここからどうこの旅を乗り切るかというキモチがいつも勝るから。



夜行便のフィジーエアーラインに乗り込み、

翌日朝、フィジーに到着。


時差は、日本より3時間早いだけで、時差ボケの心配はなさそう。


最終目的地にあたる
“ニュージーランド”への便は翌日なので、

この国で一日滞在する。


空港ゲートに降り立つと、
あらかじめ予約しておいたホステルの
バスのドライバーが、車で10分程の距離を、乗せていってくれた。



フィジーの人々の気さくな雰囲気、

そしてホステルから一望できる広大な海がお出迎え。

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チェックインは
午後14時~だと言われたので、

大きな荷物だけをいったん預け、とりあえず辺りを散策に出た。


大体、日本の7月くらいの気候で、
湿気をまとっていて、とても蒸し暑い。


波の音が心地よかったので、ビーチの一角で、
目を閉じしばらく休むことにした。





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どのくらいの時間が経っただろう。。


男性の声に、起こされた。


『日本人かい? これから、他の日本人達と向こうで合流するからキミも一緒にいこうよ!』



フィジー人の男性。

そして横に居た男の子は、日本人だった。


あやしい勧誘ではなさそうだ。


ただ、まだチェックインを済ませていなかったので、
後で合流することを伝えると、

彼は遠くの方を指さし

『あの辺りにいるから!』

と、大体の位置だけ教えてくれた。



宿に戻り、チェックインを済ませ

改めて、ギターとバックを背負い、ひたすらに歩いていくと、

ビーチを横切る一本の川に差し掛かった。


深さが測れない為、

大切なギター達を持って渡るには、
あまりにリスクが大きく思え、断念しかけていたところ、、


向こう岸にいた男性が状況を察し、川を渡ってきてくれた。


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お互い、半身ずぶ濡れになったものの、

彼の手助けを借りられたおかげで、

なんとか荷物を抱えての横断に成功。

フィジーの人達って優しいんだ。

必要な時は、必要なことが必然的に起こる旅の法則。



彼にお礼を伝え、


またひたすらに、言われた方へ
もくもくと歩いていったが、

一向に、誘ってくれた男性達と思しき人々は見当たらない。


言ってた集まりは、もうどこか別の場所へ移動してしまったのかな、、




ただ、ホステルから離れていけば離れていくほど、

ビーチで余暇を楽しむ、現地の人たちが増え、


皆、きさくに『Bola!!』と声をかけてくれて、


これはこれで、大切なひとときに思えた。


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だいぶ歩いたところで、
いったん腰をおろし、ギターを弾くことに。


しばらくすると、現地の小さな男の子たちも声を掛けてくれた。

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「日本のことを知ってる?」と

聞くと、名前は知っているくらいで、深くは知らないみたいだった。


おしゃべりし、ちょっとうたも歌い、

次第に人の輪が大きくなったところで、
みんなで一緒にビーチを歩くことに。


元の予定とは、だいぶ違う展開だけれど、
こういう誰かとの交流が、異国の地の孤独感を
和ませてくれる感覚を、ふと思いだした。

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ひとときの散歩のあと

彼らに別れを告げ、歩き出すとすぐに、


今度は、道端でたむろするオジサン達に出逢った。


『今からすぐそこで、キリスト教の集まりがあるから、
キミもよかったら一緒に参加したらいいよ。』


と、突然のお誘い。


ついていくと、ビーチの片隅で腰をおろしながら、牧師を待つ人々がいた。


程なくして、彼はやってきて、

『おぉ 日本人か。キミの国には以前にいった事があるよ。』と

きさくに話しかけてくれた。



ビニールシートを広げ

集まった人々皆、一斉に牧師へ視線を向けると、

聖書を元に、彼の熱い語りが始まった。


時間もあったので、これはこれでひとつの体験として、
参加させてもらうことにした。


一時間ほどしたところで、みんなで波打ち際に移動。


ここで急に、牧師の彼から、

『きみのギターを借りられないか?』と頼まれた。


すぐさま持ってくると、

一人の男性がコードを弾き、

ゴスペル合唱が始まった。

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相棒のギターが、こういった場でも、
お役に立てて、嬉しかった。


集会が終わったあとに

自分は自分で、地元の人々へ向けて
一曲歌わせてもらった。

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(2019.2.2 in Nadi, Fiji)





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思った以上にドラマ性のある時間を過ごし、


夕暮れの帰り道。


背後から呼ばれ振り返ると、


そこにいたのは、

この一日の冒頭で日本人の集まりに誘ってきた、“アノ男性”だった。



まさかの再会。


「あれからキミ達を探し歩いたけれど、見かけなかったよ!」

と彼に伝えると、


ビーチから少し入った場所で
みんなで待ってくれていたんだそう。

彼は、日本人が通う、英語学校の先生とのことだった。


『よかったら、ここから一時間くらい車を走らせて、
日本人のいる学校にも、連れていけるよ』

と、誘ってくれたものの


直感的に、なんとなくそのストーリーには乗らずに、
まっすぐ宿に戻ることにした。


旅をしている時は、ストーリーがどこに向かうか俯瞰する僕がいる。


この時、断らずに「YES」といったら、
どういう展開になっただろうか、、と少し思いも巡らせた。



明日は、早起きして、

ニュージーランドだ。


今のうちにエネルギーを溜めておかないと。



宿に戻ると、一日の疲れが押し寄せてきて、


夕飯後、早々に、眠りの世界に入った。




もちろんこの時は、


翌日起こる展開を、まったく予想してなかった。























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