My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




リトアニア~2019年 ヨーロッパツアー ③(全8話)~ :: 2020/02/21(Fri)











じつに、6年ぶりに再来した国 



“リトアニア”



2013年にも出演した日本フェス

“nowJapan festival” に

再び出演できる運びとなり、

今回は他の街にも、
2つのコンサートを組んでもらっていた。


現地で、日本から来たピアニスト
出会ユキと合流し

1つ目のライブ会場へ向かう朝。


サプライズで、再会を果たしたのは、

友人ローマンだった。

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2013年にリトアニアで出会い
数年後、彼が日本に初めて来た際は、
ライブにゲスト出演してもらった。


素晴らしいミュージシャンであり、

日本のサブカルチャーに対しては、
オタク的な一面を持つ友人。

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(2016年 / photo by Ichiro~音を愛し、音と生きる写真家~)


とても嬉しい再会。


当日まで知らされていなかったけれど、

彼は今回、ボランティアとして、
初日の会場までのドライバーをかって出てくれた。

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カ―ナビが、行く手を阻むかの如く

舗装されていないルートを選び、
異常に揺らされる車。

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気付けば数時間。

都市部からだいぶ離れたこの場所で
本当にライブ自体開催されるのか、、

ちょっと不思議になりながら、

やっと到着。

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敷地内にそびえたつ教会と、

素敵な笑顔の男性サウラスさんが、
出迎えてくれた。

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彼がすぐに案内してくれた
地下のライブ会場では、

照明、P.Aなど、着々と準備が進んでいた。

リハーサルでは、
付き添いで来ていたローマンも、
よりよい音響にする為に、沢山アドバイスをくれた。


改めて

これまで出逢いつながってきた人達は、

自分にとって、かけがえのない存在、
タカラモノだと思う瞬間だった。

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企画者のサウルスさんは、

本番前(終演後も)
色とりどりの料理と共に、
最大限の愛情で、もてなしてくれた。

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ライブ本番。

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(2019.9.12 in Anykščiai,Troškūnų,Švč, Lithuania)


見ず知らずの僕らに対して、
あたたかい拍手で迎えてくれた
会場いっぱいのお客さん。


友人のご両親が、
奇遇にも近隣に住んでいて、

彼らも、ちょっとしたサプライズで見に来てくれていた。


終演後は、この国の強いお酒で歓迎され、

短い滞在が惜しく、愛おしくなる程の時間だった。


到着までの心配はなんだったのか、、

リトアニアの新たな土地で生まれた、ミラクルなご縁。


サウラスさんが、
またぜひ歌いに来てほしいと言ってくれたので、
応える為にも、帰って来たいと思った。




そして翌日は、2つ目

Nowjapan festival のステージ。

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6年ぶりの日本フェスの大舞台。


会場の大聖堂は、色あせることなく美しい。

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(2019.9.13 at nowJapan festival in Lithuania)


実をいうと、

意図せず終盤で、
声がかすれ、ほとんど出なくなる場面があった。


それでも、最後の曲(グッドラック)で、

なんとかまた持ち直し、その日のステージの幕は下りた。


精進しよう。


機会が巡ってきたら、このステージにも、
また帰ってこれたら嬉しい。


週末は、各展示を眺めて回った。

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フェスティバル期間中は、
様々な日本人アーティストが出演していて、

中でも、同じホテルで知り合った小塩さんは、
書道パフォーマンスに挑んでいた。

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神主さんによる儀式のあと


日本のお祭りを象徴する

“お神輿”を担ぎながら
街を練り歩くという、粋なイベントもあった。

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それからの空き日は

ローマンが観光名所のお城や、

行きつけのバーに連れていってくれたりした。

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そして、3つ目のライブ。

写真の二人が、ボランティアとしてサポートしてくれた。

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赤いジャンパーを来てる女の子サーシャは、
日本語も知っていて、いつか旅行に来てみたいそう。

彼女の願いが叶いますように。

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(2019.9.18 in Troskunai, Lithuania)


翌日早々、別の国のライブの為に、

いったんリトアニアを離れ
バスでお隣の国“ラトビア”へと向かった。

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2013年にラトビアに初めて来た時に、
仲良くなった友達 キャスパー。


当時、バスターミナルまで見送りに来てくれた
彼の優しさは今でも鮮明に憶えている。


あれから、6年の歳月を越え、


同じバスターミナルで

再び会えた瞬間は、ドラマチックだった。


自分も出会ユキも、荷物があったので、
宿泊先の彼のマンションに行くことになり、

繁華街まで出たところで、
タクシーに電話するキャスパー。


待っていると
数分後、すぐにやってきた。



駆け寄り

荷物をトランクに入れ、

乗り込む僕ら。


およそ15分。


彼のマンションに到着。


階段をあがり


部屋に入り


ハッ!!と

違和感に気が付いた。


パソコンが入ってる
大事なハンドバックが手元にない!!!!!!



焦る自分。



冷静さを久々に欠く自分。



そもそも一体、
いつのタイミングで失くしたんだろう。。




長くなりそうなので、


次回へ、続きます。




























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