My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




スロベニア、オーストリア、ドイツに立ち寄った時のコト ~2019年 ヨーロッパツアー ⑥(全8話)~ :: 2020/03/08(Sun)










97ヵ国目

“スロベニア”


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じつは、ここへきて、

また一ヵ国、静かに更新。


ここスロベニアは
治安はとてもイイとのこと。

大きすぎず小さすぎずの
中心街は散策しやすく、

街の印象も早く掴みやすい。


川も流れていて
そこまで似てるわけではないけれど、

なぜか、イタリアのベニスを少し思い出した。


個人的には、好きな雰囲気。

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日本が世界に誇るラーメン
VS
ハンバーガーの文字。

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ファンキーロックな野外ライブ。


たまたま目にした
JAZZライブ情報もあった。

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真夜中の道を、警戒しながら突き進むと

住宅街にまぎれた隠れ家的なお店で
ホントにジャズしてた。

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勢いと直感を大事に来ると、
面白いセカイに辿り着くケース。


ただじつは
この時、少し熱が出始めていた。


滞在最後の日

体調が落ち着いたころあいを見て
トライした路上ライブ。


ラスト一時間でミラクルが起こった。

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(2019.10.3 in Slovenia)

『よかったら、一緒にセッションしよう』


そう言ってきた
バイオリニストはブルガリア人。

そんな彼と、日本人の自分が
“アイルランド” をテーマにした楽曲を

ここスロベニアで奏でるという

不思議な巡り合わせ。


イメージしていた曲想に
ピタリとハマる、彼の絶妙なバイオリン。


オーケストラ経験もあり、

もう20年近く
弾きながら旅しているそう。


誰かと合わせる音楽が

こんなにも自分の体力と
気力を呼びもどす特効薬になるのか。。


一気に元気になり、その効力を思い知った。

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ここから

次のライブの地 “オランダ”へ向かう途中


急遽、立ち寄ろうと決めた

ドイツの“ザルツブルグ”という街。


昔ココも一度、来たことがある。

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バスの大幅な遅延もあり
着いた時は、真夜中。。


待ち合わせを予定していた男性に、

着いたことを
すぐに連絡したくても、

別のバスが来ないかぎりは、
インターネット環境がなかったので、
とりあえず、寒空の下、待つしかなかった。


治安的に、大丈夫かな。。


タクシーも走っていないし、
もしもこのまま来なかったら、

朝までになる可能性もあるのかな。。


ギターを取り出し、弾いていると
心なしか、身体もあたたまってきた気がした。


ありがとう、ギター。


こういう時に、その存在を
改めてかみしめられる。



別のバスが
立ち寄るのは見届け、

携帯メッセージも見ながら
しばらく待っていると、、

やっと待ち合わせ予定だった彼が到着。







ホッと一安心。


家に迎え入れてくれた。

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彼は、僕が鳥取でいつもライブをしている
ギターリスト UNAさんからのご紹介。


オペラ歌手として、もう何年も、
ここザルツブルグに在住している。

女性のかたも、歌手として
ここで勉強中なんだそう。


数日前、スロベニアにいる時に
ふと彼のコトを思い出し、

お互い認知しつつも
直接の面識はなかったので、

UNAさん経由で、連絡を入れたら
ヨーロッパで対面を果たすことができた。


夏は毎年、日本に戻って来るそうなので、
また再会できるかもしれない。




............................................................





2日だけ滞在し

次の目的地へ向かう為のバス。


途中、ドイツの“ミュンヘン”と

“ニューベルバーグ”という街で

乗換えが必要な
時間がかかるルートだった。





発着所で最後のバスを待っていると

隣に座っていた
アメリカ人の男の子と
なんとなく話が始まった。


聞くと、最終目的地は違えど、

彼も同じバスに乗るらしい。


会話中、時々席をはずし

バスが来たかどうか
確認しにいっていたので、

そのあたりは、
彼に完全に委ねることにしていた。


何台ものバスが出入りしていて、

遅延も時々起こりうることから、

緊張感を欠いていた自分。


あまりに来ない。。


と、二人異変に気付いた時は、すでに遅し。


乗るべきバスは、
いつの間にか行ってしまっていた。


この時まで、彼は何度も確認しに、
席を立っていたけれど、

どこかのタイミングで、勘違いし
見逃してしまったのかもしれない。。


謝罪を受け
彼が別のバスで先に旅立った後

夜風をしのぐために、

最寄り駅の校舎内へといったん移動。


WIFIが飛んでいた為、ネットを通じて、
新たな長距離バスチケットを
買い直すことにした。


なんともいえない
キモチを抑えながら

“これも経験”と
自分に言い聞かせ、


にぎわう駅の端っこで

本とギターと待つこと6時間以上。。



発着所に戻り

ようやくやってきた
バスに乗り込んだ時は、

もう深夜3時半過ぎだった。





旅は、自己責任。


人にすべてを頼りすぎず

委ねすぎず


自分の目で

しっかりと確認すべき時は、すること。



新たに、気を引き締めていこうと
思える出来事だった。




そうしてバスは国境を無事に越え

次のストーリーが待つ
オランダのとある町へと。




今回のおまけとして

リトアニア路上ライブの模様を
載せておきます。




何があっても


忘れないように


“エンタ―テインメント”

























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