My wonder story

僕と音の旅物語 訪れた90ヵ国以上の記録 未来はいつも変えてゆける。 




アルメニア / Armenia :: 2013/12/27(Fri)











47ヶ国目 アルメニア


首都 “エレバン”

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色々あって
どこから書き出そうか迷う、、




まず! 伝えたいのが、
最初の三日間のホステル滞在を除いて
このご家族さんに大変お世話になったこと。。

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音楽一家!

お父さんはオーケストラに所属する
敏腕ドラマー

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お母さんは同じくオーケストラ所属
プロピアニスト

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二人のセッション

聴き入ると同時に見とれてしまった


『音楽だけが僕ら二人を繋げたすべてじゃない。 でも音楽が僕らの結婚生活を時に支えてきた。』



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ギター弾く
この彼 バーハンと路上ライブキッカケで出会い
この家にやってきた


彼には、ホント助けられた


『すべてのことには解決策がある』を
口癖のように言い


壊れたギターケース、キャリーバッグ、
更にはギターアンプまで器用に直してくれた


長く一緒に居た慣れから、
時々、口論のようにもなった


でも彼は大抵正しかった


いつも純粋に優しかった


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(2013.12.4 in Yerevan, Armenia)


路上ライブの日々に休息を、、 と


バーハンと一緒に、
ある日街歩き

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ヒトケのない遊園地って
どうしてもこうも存在感があるんだろう




彼のお父さんの特権を使って
タダでオーケストラ観賞!

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他にも

日本在住経験がある
バーのオーナーさんに
会いに行った夜があったり

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あれは!?

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ライブクラブのオーナーさんに
誘われブッキングしてもらったり

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(2013.12.4 at Stop Club in Yerevan)

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出発の予定をしてた日に

バスのチケットが取れなくて
もう一日泊めてもらったり、、


ちなみにこの日は
見ての通り大雪

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もう最後の最後まで

バーハンと
ご家族さんにお世話になりっぱなしだった。。





出会ってくれて
本当にありがとう







さて

アルメニアで身に起きた
変わったストーリー達

少し長くなるけど
具体的に伝えたい







- ストーリー① -


 “まずい出会い”




ある夜

“ヒョウ”らしき物体が降ってきたので
路上を撤収しかけた時


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『夜ご飯をごちそうするよ』と

見た目40代半ばの男性に誘われる


深夜前に
待ち合わせをする可能性のあった
バーハンの事を頭の片隅に置きながら とりあえずついていってみる事に


ただこの時点でちょっと
彼のかもし出す雰囲気に違和感があったことは事実

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そもそも、飲食店ではなくて
そのままタクシーで彼の自宅行きっていうのは
もちろんリスクが伴うし、少し怖さがあった



家に着く


中に入ると
何故か一人暮らしだというのに
ベットが幾つも並べられいて少し異様な雰囲気



『まずコートを脱いで』と言われた


身体が寒いからまだ、、と言っても
半ば強制的にさせられる


うん?

何か変だぞ


不快感を少し覚えながらも


今度は 『カーデガンも脱いだ方がいい』 と言われ


さすがにこれは
完全に断る




仕舞いには
彼と向かい合わせにさせる為に
微妙な座る位置までも“強制”させられる


実際、一時間後にもう行くと言ってるのに
ご飯を作り出す気配はなく



前後に脈絡のない変な質問、

さりげない接触の数、、



これはやはりおかしいぞ、、と思い彼を見ると

じろじろこちらの全身を
見ていることに気づく





“あっこれは、まずい方の出会いだ”




直感がそう叫び


そこからの行動は早かった



「友達に会いに行かなきゃ行けなくなった」と伝え
立ち去ろうとする自分



『今日は断って、ここに泊まっていきなよ。 お金だって払うよ。(なぜそこまで?)』



『夜ご飯は食べていかないのかい?』 


悲しげな彼



「ごめんなさい でも無理です」



『せめてそこにある紅茶だけでも』 と 必死に引き止めようとしてきたけれど




ごめんなさい、 


でも、この時点でもう

睡眠薬 入りの可能性がある飲み物にしか

僕には見えなくなってた、、

(極端な予測だけど、この時はそれくらいの状況に思えた)




閉ざされた密室


緊張感を隠し平然を装いながら
足早に外に出て行く僕




断っても
帰りのタクシー代を彼に手渡される


なんだこの妙な罪悪感、、





でもこの選択は間違ってないと言い聞かせ
タクシーに乗り込み、街の中心に戻り
事なきを得た




今後

誰かと出会った時に
第一印象に少しでも違和感を感じたら

もう少し警戒しようと思わせる出来事だった











- ストーリー② -


 “お金を目の前で消された話”





ある日の路上ライブを
ちょうど終えた時だった


大柄の30手前くらいの男性Aが

親しげに
「日本人かい?」と話しかけてきた


顔見知りかどうかは知らないが、
傍らにもう一人
謎の推定50代半ば程の男性Bも立っていた



僕が片付け始めようと、
アンプやらマイクをまとめていると
男性Aが、さりげなくギターケースに近づくのが目に入った


そして、チップをギターケースに入れるかのように見せ掛け
一枚のお札を握りしめた瞬間を
確かに目撃した



実は、この手口
過去違う国でも、常套の手段として時々やってくる人達がいた


コソボでは少年の集団が、グルになって
一人が一人をギターケースにわざと転ばせて、

立ち上がる瞬間にコインをかっさらい
一斉にみんなで逃げ去るという予想もしてなかった手段を使われ
唖然となった事もあった



話は戻るが、
男Aの握りこぶしの中にお札があると確信した僕は
『そのお金を返してほしい』と静かに切り出した


瞬間

男Aは、服の袖にあからさまにお金を滑らせ
なにもない手を広げてみせた



手品でよくあるトリックだ


『何を言ってるんだい、僕はチップを君にあげただけだよ』


僕は冷静に

『うそをつかないで、そこに今隠したそのお金を返してほしい』と続けた


それでも男Aは、完全にしらを切ってる様子だ


背後から男Bが近寄ってきた


彼に助けを少し求めようと
『この男Aが今僕のお金を盗んだんだ』 と訴えてみたが
英語がわからないのか、なんなのか、なにもリアクションが返ってこなかった



最初、親しげに話しかけてきた男Aに
こういう形で裏切られた事に
僕はただ悲しくなり、

瞳をじっと見つめながら
『お願いだからお金を返してほしい』を繰り返した


しかしその言葉も虚しく

男Aは、『Have a nice night』と告げ
街の喧騒へと歩き出した



彼を追いかけることにはリスクがあった


なぜなら僕の横にまだ立っていた男Bが
グルの可能性があったからだ


もしそうなら、僕がギターケースから離れた後の結末は容易に想像がつく



僕は、何もできず
ただ男Aの背中を睨み付ける事しかできなった


静かだった

くやしかった、、


激しい怒りは、それから数分後に、隕石のようにやってきた


チップを盗まれた時の気持ちは
いつも似てる



憤りと共に
ただ悲しい





これをこうやって
冷静に書けてる今はもう
大丈夫。















- ストーリー③ -


  “ 不思議なライブ ”






夜の街灯ライブ
一人の男性に声を掛けられ


詳細が “?”のまま 翌日
言われた会場のあるホテルに向かう

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6時半

会場は準備に追われてる模様

誘ってくれた主催者らしき男性から
『歌うセッティングをもう始めてくれ』 と言われる



6時45分


会場に人がぞろぞろ入ってくる

きれいに並べられた椅子に皆着席していく


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その中で

『もう 歌い始めてくれ』 と言われる


えーー!? この感じで!?? 


ほんと(マジ)ビックリだった



人もあんまり聴く空気じゃないけれど。。

渋々聞き入れて
とりあえずなんとなく歌いだす


だって、歌ってる中
目に飛び込んでくる文字は

『ビジネス 新しいチャンス』 とか

『法律のルールとこれからの発展』とか

まったく自分のやってるこの“歌う”という行為と
関係のなさそうなテーマ



あまりにそのギャップがシュール過ぎて
笑いそうにもなってしまった




7時


Armenia 2


会場にそれなりに人が集まり
講演会スタート

アルメニアの法律とか政治とか
各国と比べてみて、今後どうしていくべきかとか そういう感じのことを
会場の人々に順に熱弁していく講演者たち


英語の勉強にもなるから
割と面白かった



9時


主催者がぼくのことをアルメニア語でなにやら紹介している

ラストの講演者ではなく
僕はミュージシャンとして

人前に立つ


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でもやっぱり内心(ここで何故俺が!?)と

自分の立ち位置がやっぱり疑問のまま


でもイベントの趣旨に少しでも近づけるように

というか自分の疑問のつじつまをどうにか合わせるように


“未来”がメッセージの
ある曲を選曲して
歌ってみた


日本語だから、どちらにしても意味は伝わらないのだけど
恋愛とかまったく関係のない曲を歌う気分には、さすがになれなかったよ





ありえないシチュエーションが作り出した
感じたことのない
なんとも不思議な空気が張り詰めたライブ





でもね、 楽しかった




歌い終わると反応をちゃんとくれた人々





そんなこんなで
僕の一曲が終わると同時にイベント終了



主催者であり
ぼくを路上からここに誘ってくれた男性に

どうしても知りたい理由を尋ねに走る



(教えてくれぇーーーーーーーー!!)








彼は答えた



『僕はこう言って 君をみんなに紹介したんだ。




 “歌い世界中を旅してる日本人がここにいる。 


刺激にして さぁこれから、みんなもどんどん動き出そう” って。』










なんだか素直に嬉しかった





自分の旅への
新たなエネルギーにもなった





















バナー2


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