My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




イラン ①/  Iran ① :: 2013/12/28(Sat)









48ヶ国目 イラン


首都 “テヘラン”


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アルメニアから
長距離バスで “27時間”もかけてやってきた


でもイランの大型バス
通常の四列シートではなく、空間にゆとりを持って三列シートだから
乗り心地素晴らしく快適



他の人のブログを読んだ感じだと
イラン人は基本みんなフレンドリーで、
家に泊めてくれる流れもよくあるとのことだった



それへの若干の期待の通り
バスの中で、イラン帰りの若者グループと知り合った


アルメニアでバスを逃したことによって起こった
この彼らとの出逢いは、
後のストーリーに大きな影響を与えたと、今になっては思う



イランは基本的に
中国と並びネット規制があって、YOUTUBE、FACEBOOK をはじめとした
気軽に見たいサイトにアクセスしずらい国


そうしたこともあって
普段は買わないのだけど
連絡をとりあう為にと、イランのSIMカードを若者達に強くすすめられ購入


これで電話やメールが
いつでも彼らと出来るようになった




到着した初日は
グループの内一人の男性Pouyaのご実家にお泊りさせてもらった

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- 2日目 -





夕方頃

とある男性から携帯に連絡が入る


初日に泊めてくれたPouyaの友達の友達の紹介で
Rouzbehという男性からだった


この日は彼のお宅に泊めてもらえる運びとなった
(というか最終的に数日間ずっと)

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彼は
面白くて
非常に賢い人だ


居候中、
彼の視点から見た
イランの現状をたくさん教えてもらった





- 三日目 -


午後、Rouzbehに街を案内してもらう

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夕方、初日に泊めてくれたPouyaと
同じあの若者グループにいたWilliamと
アート好きが集うビルがあるというので、連れていってもらう


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ギャラリー、カフェなど、

テヘランのクラクション鳴り響く街の喧騒を
忘れさせてくれるような落ち着いた場所で、一気に好きになった



夜、Rouzbehの家に戻ると
ホームパーティーが始まりお祭り騒ぎ



ここで
Rouzbehや他から聞いた
イランの小さな情報達を少しだけ書こうと思う


背景に
トップの方の宗教観が深く関わってる




・飲酒、酒売NG

よって、普段当たり前に見かける
バーやクラブはない。。

Rouzbeh達がこうやって
男女交えてホームパーティーをする事も本当は違法


地域によっては、
未婚の男女が街を歩くことも禁止



・女性は9歳くらいから、街を歩くときはいつも頭にスカーフを被せなきゃいけない

肌の露出も勿論NG





・女性がシンガーとしてステージに立つこと禁止


ただし基本的に歌うことは女性は女性の目の前でだったらOK。



自分と同じように歌いたい気持ちを
素直にもってる人はたくさんいるはず

何故そんな当たり前の気持ちを抑えないといけないんだろう、、



事実、国外に出て活動する女性シンガー達もいるそう


ただ、
イラン人は

アメリカはもちろんのこと
ヨーロッパのビザを取るさえことも
ほぼ出来る状況ではないらしい




他にも、
前述した通り
厳しいネット規制


ここには敢えて書かないけど
とても現代とは思えない暗い制度の話も、、


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ここの国の人達は
だいぶ自由を制限させられて生きている

と第一印象感じたけれど



一部の人は
不自由をそんなに感じてない事実も知った







こんなにも
優しく接してくれるイランの人達の置かれてる状況を知り、
掛ける言葉が難しかった。。









イランのことを少し話してる内に
だいぶストーリーが置き去りになっていたけど、

話はホームパーティーに戻る



翌日(テヘラン滞在4日目)

体調を完全に崩し
ソファーでダウン、、


Rouzbehの仕事は
実はお医者さんとあって

優しい彼は薬を買いに出かけ、
自宅診断までやってくれた


その甲斐あって、体調の回復は早かった


夜は
Pouyaの兄から連絡が入り
一緒に名所ミラードタワーへ

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ここからの夜景
他と比較できないくらい美しく見えた





今現在
世界一位の高さを誇る
東京スカイツリーの模型もあったよ

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自分が日本にいた頃は
まだ建設中だった

いつか行ってみたいな






- テヘラン滞在5日目 -


先日気に入った
アーティストビルに向かい
近辺で路上ライブ

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建物内のマネージャーらしき方にも会いに行き、
運よく、すぐ翌日にミニコンサートを企画してもらえることに


更に同日、
William から連絡が入り

彼紹介のカフェでコンサートができると言われる


こうやって
懸命に力になろうとする
彼に感謝。。




若者の手助けを得ながら
やっとのことで到着したカフェは
あいにく閉店準備中だった

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しかし!
こころ優しいスタッフさん達

翌日にライブを企画してくれることに











- テヘラン滞在6日目-




アーティストビルでコンサート!

じつは当日の
コンサート状況の写真を撮り忘れたので

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(2013・12・25 in Tehran)

載せたこの一枚は
二回目のライブ

しかもこの日はクリスマスだった





時間を巻き戻して、、



カフェでもコンサート!

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(2013・12・15 at Cafe Genre in Tehran)





1日、2回も別々の場所で
音楽を届けることができて
幸せだったこの日






イランの物語は
次なる展開へ


テヘランから12時間の夜行バスで

シラーズへ 僕は向かった



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