My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




ネパール / Nepal :: 2014/02/25(Tue)





50 カ国目 ネパール


首都 “カトマンズ”






インドから飛び


カトマンズの空港に
降り立った時はもう、夜も深まり始めた時だった



タクシーに乗り込み


有名な安宿街 タメル地区に向かう



街灯が少ない為、
真っ暗闇に限りなく近い道を歩くことになるなど
予想もしてなかった


一軒、また一軒とインターホンを押して訪ねていくが
どこも、深夜とあってか、なかなか高い値段を提示してくる



少し途方にくれかけ出した頃



背後から、おじさんに
『何してるんだい?』と声を掛けられる



「あの、このあたりで、
どこかもっと安い宿が密集してる場所を知ってますか?」


とりあえず聞いてみる



『私が教えてあげるからついてきなさい』



変な客引きタイプの人間ではなさそうだったので

半信半疑でついていってみることにする




しばらく歩くと、

『ここだよ』といわれ、門の中へ通される



すでに閉店後だったカフェ、レストランなどが辺りを取り囲む
ホテルの中庭のような所だった



試しに値段を聞いてみると
やはり他と大差ないような額だった



「やっぱり、また違うところを探します」 と言うと



『寝る場所については、私がなんとか考えるから

ひとまずそこのレストランで少し話さないか』 と持ちかけられる



自分の素性をなかなか明かさない彼だったが、
どうやらそこのオーナーらしい


見方によっては、
“怪しい” 暗闇のレストランの前で


数分間、、
どうしようか躊躇した後


彼を信じることに決めて、
指差す暗闇の階段を
やや緊張しながら上がっていくコトにした。。













結末的には





彼は、ちゃんと
僕に手を差し伸べてくれた


近くでスタッフらしき人も寝てた
お店のソファーで、
その夜は、寝かせてもらえた



何もプラン立てずに
勢いだけで、見知らぬ国の夜の街に乗り込む僕も僕だけど、、

いつものように

“人との出逢い”に助けられた夜だった。。










翌日は観光に焦点を当てる

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噂どおりメインエリアは、
どこも賑やかで、前日までいたインドとは
また少し違うタイプの活気に満ちていた


逆に
路上ライブをする為に必要な
静かな場所を見つけたいとなると、難しそうだった




翌日は

二つの約束があった



“約束がある”という
当たり前のことが、旅中だと稀で、
ややテンションが上がる





一つ目は、お昼時



友達のアメリカ人 Hyltonの紹介で

会いに訪ねたネパール人の男性

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彼の自宅の庭で
みんなでおいしいお昼ご飯



食後は音楽も合わさって



終始
穏やかでピースフルな時間が流れてた。。






二つ目は、夜ご飯時の約束


人生の先輩のマツムラさんの紹介で
同世代の日本人の男の子と、日本食レストランで語り合う





同じ世代、
でも二人まったく違う道を歩んでるところがポイントで
少し深いところまで、会話は弾むに弾んだ



二時間があっという間に過ぎ
彼と店を出た後、
夕方に出演を口約束していた音楽バーに足を運ぶ



着いて
息つく間もなくステージへ。。


ステージ上で
元々、メインで演奏してたバンドのメンバーが途中から参戦してきて
即興ライブになった

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(2014.1.28 in Nepla,Kathmandu)


バンドであわせるって、やっぱり面白いな


弾き語りには、その自由さあっての面白さ があるけど


共演は共演ならではの、笑顔になれる幸せがある




最高の夜に彼と一枚!

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ちなみに、この夜はもう一軒
この後歌いに行きました




タメル地区は、
間違いなく音楽エリア

ミュージックレストラン、バーで埋め尽くされてる



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誰もが口ずさめるような
洋楽のカバーバンドが基本だけど、
少なくても僕が見てきた限りでは、大体どれも結構演奏の質が高い



きっと、これだけ音楽が盛りがってる街だと
ライブを獲得する為の競争も加熱するだろうから、
彼らのレベルも自ずと上がっていくのだと思う
























続いての街

“ポカラ”

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美しい湖に自然が調和した
癒しを誘う街


日本にいたときは
友人らと年一回
川や湖のほとりでよくキャンプしてたな。。



宿のすぐ近くに
音楽レストランバーがあると聞き
早速初日の夜に向かうことにした



ここでのセッションに参加!

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途中から日本人らしき
男性ギターリストもステージにあがってくる



“素敵な出逢い”が

また訪れた瞬間だった





翌日、

ギターリストの彼改め
ホクトさんと一緒に朝ごはんに行く

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話を聞けば聞くほど
面白い個性的な人生を歩んできてる方だと知る



その後、

同じくポカラ滞在中だった
彼の知り合いの日本人音楽者に会いに行く


なんと、
アフリカの打楽器のアサラト奏者として
世界一の称号を得た方 パンマンさん

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(二人が目に当ててるのが 楽器 アサラト)

写真右にいるのがその彼女のカメさん




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みんなで、自己紹介がてら軽くセッションする


大好きな、僕にとってはある意味で故郷のような街
“下北沢” が曲の感じから浮かんで、話題に出すと、

パンマンさんらも、同じ想いをあの街に抱いてた



この日は、ホクトさんのアドバイスを参考に
路上ライブにも繰り出す

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(2014.1.31 in Nepal, Pokhara)




反応の良さから
ネパール人の大きな優しさを感じる




夜は日本人宿のカレーパーティーに参加




実際、その時に
パンマンさん&かめさんの
アサラト演奏を初めて聴く事になった

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独特な世界感
それはタップダンスにもどこか通じる

素敵な生パフォーマンスに感激





翌日のお昼

パンマンさんら超おススメの
ダルバート(ネパールの定番家庭料理)を
みんなで食べに出かける

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夜は、日本人が経営するカフェで
出会ったみんなでセッションライブ!!

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絶妙なグルーブ感が
巻き起こった時にやってくる
音の幸せが、僕らを笑顔にさせた瞬間が確かにあった




こうやって今
回想しながら書いてると
ポカラは日本人といた時間が長かったことが分かる



前から思っていたことなんだけど、、


例えば、
よく気の知れた友人達とキャンプに行く面白さと



まだ出会って間もない人達と

互いの引き出しを開け合い、
徐々に親交を深めていく キャンプの面白さは、別だと思う



旅をしていると
後者のような状況が当然巡ってくるわけで、、
その都度、“その初々しさ” を存分に楽しんでる



でも、時々


“あぁ、この素敵な場所に、
気の知れた仲間達を明日にでも連れて、
みんなで大はしゃぎ 出来たらいいのになぁ。。”




夢見るコトもあったりする








































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