My wonder story

僕と音の旅物語 90ヵ国以上の記録(2012/4~2015/8月を参照)               未来はいつも変えてゆける。




エクアドル① / Ecuador① :: 2014/12/27(Sat)









71ヶ国目 エクアドル






“キト”


2014120207293113d.jpg

2014120207293172f.jpg

20141202072930372.jpg






町の名前の響きが、まず好き




ヨーロッパで見慣れてるはずの
レトロな町並みに、

キトだけが持つ 可愛さ 美しさもしっかり感じられて、
だいぶ自分のストライクゾーン


山に見守られてるおとぎの世界








この町には日本の旅人達の間で有名な

“ホステル スクレ”という安宿がある


ただ、数年前に
盗難の被害が相次いだことから、
“泥棒宿”のレッテルを貼られてしまい、滞在者が減ったとかなんとか。。





うーん

ギターや音楽の機材のことを考えると、避けた方がいいかな、、

と、いったんは思いかけたけれど、
一泊だけして、ひとまず様子をみてみることにした





受付に着くなり
有名な宿主 ホセおじさんとご対面




直球で、過去の盗難被害についての質問はぶつけてみると

防犯カメラを指差しながら、

『今はこれがあるから、もう大丈夫だよ』と 愛らしい笑顔でいわれた




彼を信じてみよう。








結果、、

それから三日間

余計な不安を持つことなく、ゆっくり滞在できた




この写真は、
宿で会った日本人の女性サトコさんと 有名なホセおじさん

2014120207300983b.jpg





週末の土曜日は
宿の目の前で、大きなコンサートも催されていた

20141202072932575.jpg






2日続けて臨んだ路上ライブも成功

20141202072931e62.jpg
(2012.11.28 in Quito, Ecuador )










1日目の路上ライブ後の帰り道の事。






時刻は、まだ大体9時過ぎだったと思う



宿にいた他の滞在者から

『夜の10時以降は、危ないから出歩かない方がいい』

と言われていた事が、頭にずっと引っかかっていた





10時前とはいえ、
人の影は殆どなくなりかけていたので
念の為、気持ち早足で歩く





宿近くの大広場に差しかかった時だった




一人の男が突然近寄ってきた


かと思うと、
なぜか携帯電話の画面を、
目の前に突き出すようにかざしてきた





なんだ?なんだ? と思いながら、

冷静に避けて通っていこうとしたが、
それでも引き下がらずに、
強引に携帯を目の前に押し付けてくる男




そして次の瞬間

彼の手が自分のポケットに当たるのを感じた






!!!





ことの異常さに気づいたのか、
たまたま近くを通りかかった車が男を追い払うように
クラクションを パアン!! パアン!! と 鳴らす


仲間の応戦を盾に、

彼を力ずくで押しのけ、
幸いにも無事に逃げ切ることが出来た自分








助けてくれた車が後を追いかけてきて


『大丈夫かい?』 と
気遣いの言葉をかけてくれた




「宿はすぐそこなので問題ないです!」 

と明るく受け答えたものの

改めて、
夜の街歩きに対して、
気を引き締めさせられる出来事だった














“バニョス”


2014120207301138a.jpg





温泉があるで有名な町


着いた時は
大規模なパレード中だった





このとき、自分の片目に
ある異常が起こっていた


症状としては

涙が止まらなくなり、、
目を思うように開けられない
もう気が気じゃない状態。。





大きな不安を抱えながら、
なんとか宿を決め、、

少し横になって、目を閉じてみたが症状は治まる気配がなかった





助けを求め、
受付の人に相談しにいくと、、


近くの病院にすぐに連れて行ってくれた




エクアドルの政府が負担しているから
医療費はかからないという



英語の出来る
ホステルスタッフのお友達も駆けつけてくれて


担当医に通訳してくれた





診断の結果

『細菌が目に入ってしまっているだけだから心配する必要はない』
といわれる



注射を打ち、目薬を打ち、、すぐに終了





いつ頃よくなるんだろう?と疑問だったが


それから数時間後、、
症状は劇的に回復した





手を差し伸べてくれた宿のスタッフ、そのお友達、、
そしてお医者さんにもう感謝しかなかった。。



今回はラッキーだったけど、
旅中は意識して健康体をなんとか維持していかないと






翌日

20141202073012da6.jpg


名物の温泉に行ってみたら
凄い人の量。。



もはや温水プール化していた



日本のように、ゆっくり、、くつろいで。。。がやっぱり理想だ







路上ライブの反応は上々


20141202073015a51.jpg
(2014.12.1 in Baños, Ecuador)








歌いながら

なんとなく見覚えのある
オジサンが座って聴いてくれてる、、と思っていたら



“再会”の訪れだった



写真向かって右にいる方

約2ヶ月前に、ホンジュラスの宿で会った
フランス人のオジサン


彼のお友達のオーストラリア人も輪に交じり
みんなで一緒に夜ごはん

20141202073013353.jpg






二人ともどうやら
大のワイン好きらしく、
話題の後半は、世界の名酒の話で持ちきり

相当面白く聞かせてもらった





話に出てた
彼らの座右の銘は確か、、

 “今をベストに生きる” 







自分も含めて皆
居場所を持たずに旅する日常


だから

別れの言葉は

「“世界”のどこかでまた会おう」















“モンタニタ”






201412020730573cf.jpg


「ここがモンタニタだよ」 って
バスの乗務員に言われて降りてはみたけど。。。





なにもないぞ、、






人に聞いてみる


「ここってモンタニタですか?」


20141202073058909.jpg


『違うわ。 モンタニタはここから徒歩で一時間くらい、今来た道を戻ったところだわ。』





おいいいいいいいいいいいいいいい




あのバスの乗務員

完全に降りる場所伝え忘れた事
わかっていながら

ココで降ろしてるーーーーーーーーーーーーーう







逆行きのバスを捕まえて
無事に 本物のモンタニタに到着


20141202073058434.jpg




いいところだよ っと

人から聞いていたので寄ってみた

少しだけヒッピーの香りがする小さな海辺の町







20141204150917643.jpg
(2014. 12. 2 in Montañita, Ecuador)



週末明けの月曜。。



人はあまり出歩いていない


それでもやることはいつものように

“歌うこと”




静かな通りで、
チップは期待せずに歌い始めると。。






思ったよりも人が立ち止まってくれた





そこにいる人の数が
多い少ないはそこまで関係ないんだなぁ










よく目を凝らしてみると、

空からやってきた大勢のゲストの姿もあった


201412041509182de.jpg































バナー2
  1. Category: None